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米軍基地にポケGOスポット 沖縄県警「入れば逮捕も」

沖縄タイムス 7/29(金) 5:05配信

 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」で、ゲーム内でアイテム(道具)が入手できる「ポケストップ」やポケモン同士を対戦させる「ジム」のスポットが米軍基地内にも多数存在していることが、28日までに分かった。立ち入り制限場所にポケモンが出現することが問題となる中、沖縄県警は「正当な理由なく基地内に入れば、刑事特別法により米軍側に逮捕される可能性がある」としている。
 本紙が基地内を確認したところ、米軍普天間飛行場には多数のポケストップがあり、キャンプ瑞慶覧では「海軍病院時計塔」、米軍牧港補給地区では「物流センター」がジムに設定されていた。
 利用者らのツイッターには「基地なので近づけない」「基地の中にはどんなポケモンがいるのだろう」「(ポケモンを探して)多くの人が訪れたら基地の現状も知ってもらえる」などの書き込みもあった。
 国内でゲーム配信された22日以降、地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域内でゲームをしようとした男性を案内人が制止するなどトラブルが発生。米国では、利用者が原発の敷地に迷い込むケースもあった。
 消費者庁は、危険な場所や立ち入り禁止区域はアイテムを入手できるスポットを設定せず、必要に応じて削除することをゲーム運営会社に求めている。
 ゲーム広報窓口のホフマンジャパン(東京)は、基地内のゲームスポット数や利用者の苦情、米軍側からの削除要請などは「公開できない」と回答。在日米軍にも問い合わせたが、28日午後9時現在、回答はない。
 県警は「基地内に正当な理由なく入った場合、刑事特別法で米軍側に逮捕される可能性がある」と説明する。逮捕後は県警に身柄が引き渡されるが、進入目的の取り調べなども行われるため、「遊び」が理由の進入はリスクが高い。(社会部・吉川毅)

最終更新:7/29(金) 14:58

沖縄タイムス