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建設中止の台北ドーム、対立した市と建設業者が歩み寄り/台湾

中央社フォーカス台湾 7/29(金) 15:23配信

(台北 29日 中央社)昨年5月から中断している台北ドーム(台北大巨蛋)の工事が再開される可能性が出てきた。建設を請け負う遠雄グループの趙藤雄・董事長(会長)が28日、台北市政府側の安全基準を受け入れたためだ。趙氏と会談したトウ家基副市長が同日、明らかにした。(トウ=登におおざと)

ドーム建設では、安全基準をめぐって双方の意見が対立していたほか、隣接する史跡と地下鉄では地盤沈下やトンネルの変形などが発生。工事の中断後も協議は続けられたが折り合いがつかず、市は先月8日、3カ月以内に安全問題の改善などが見られなければ契約を解除するという「最後通告」を遠雄側に出していた。

遠雄グループの蔡宗易・副総経理(副社長)によると、同グループは市が提示する7つの安全基準の受け入れに同意したが、審査は市の部局ではなく、内政部(内務省)の指導の下設立された台湾建築センターが行うことで合意した。

趙氏は市の安全基準について「不満はあるが、受け入れる」と語る一方、近日中に安全性に関するシミュレーション結果を市側に提出するとしている。

(顧セン、韋枢/編集:杉野浩司)

最終更新:7/29(金) 15:23

中央社フォーカス台湾