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台北、3日連続で最高気温38度超え 熱中症で死者も/台湾

中央社フォーカス台湾 7月29日(金)16時7分配信

(台北 29日 中央社)太平洋高気圧の影響で、連日厳しい暑さに見舞われている台北。台北気象台では29日正午ごろ、気温38.0度を観測した。同気象台で38度以上を観測するのは3日連続となる。中央気象局によると、今年台北では最高気温37度以上の日数が16日、38度以上は5日に上っており、いずれも過去最高を記録した。市内では熱中症による死者も出ている。

37度以上の観測日数について、これまでの過去最高は2003年の14日。38度以上の最多日数は2010年と2012年に記録した3日だった。

気象局は今後もしばらく高温が続くとして、水分補給を心がけ、日焼けや熱中症の予防に努めるよう呼び掛けている。

台北市内では27日、30歳前後とみられる男性が屋外で熱中症により倒れていたところを発見され、病院に運ばれた。2日間にわたり救命処置が行われたが、42度に達する高体温による多臓器不全で、29日午前、死亡した。

男性の治療に当たった病院の医師は、熱中症患者は発症後3時間以内に体温が38.5度まで下がらなければ、死亡率は大幅に増加すると話す。死亡した男性は炎天下に数時間おり、熱が出ているにも関わらず水分を補給していなかったため、悲劇が起きたと説明した。

(陳葦庭、張茗喧/編集:名切千絵)

最終更新:7月29日(金)16時7分

中央社フォーカス台湾