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【英国】ヒンクリーC、最終投資決定:英で20年ぶりの新原発建設へ

NNA 7月29日(金)9時0分配信

 フランス電力公社(EDF)は28日開いた取締役会で、英イングランド南西部サマセット州で予定する新規原子力発電所「ヒンクリーポイント(Hinkley Point)C」の建設計画への最終的な投資決定を下した。同計画は資金難で最終投資決定が何度も先送りされ、実現が危ぶまれていたが、ようやく建設作業が開始される。英国に原発が新設されるのは20年ぶり。
 
 今回の取締役会に先立ち、リスクの高さを理由に同計画に反対していたジェラール・マニャン取締役が辞任。残る17人の取締役による投票が行われたが、AFP通信によると賛成票10票に対し、反対票は7票と大きく意見が割れた。先には、やはり同計画に反対していたトマス・ピケマル最高財務責任者(CFO)も辞任に追い込まれている。
 EDFは2013年、「ヒンクリーポイントC」計画をめぐる主要条件で英政府と合意。欧州加圧水型原子炉(EPR)2基を設置する予定で、予算は180億ポンドに上る。EDFは66.5%を負担する予定で、残りの33.5%は中国広核集団(CGN)からの出資を受け入れることが決まっている。だがEDFは電力価格の低下を背景に業績が悪化し、プロジェクト資金の確保が難航。ジャンベルナール・レビ最高経営責任者(CEO)は3月、計画実現には同社に84.5%出資する仏政府からの援助が必要と訴えていた。これを受け、仏政府は同社が実施する40億ユーロの増資のうち、30億ユーロを引き受ける方針を示している。
 一方、この計画をめぐっては英政府も大きな負担を強いられる見通しだ。英会計監査院(NAO)は先に、この計画をめぐる英政府の支出が61億ポンドから297億ポンドに膨れ上がると試算。エネルギー・気候変動省も、EDFへの電力買取保証などを通じた補助が35年の契約期間全体で370億ポンドに達するとの見解を示している。こうした中、英国のハモンド新財務相は、あくまで「ヒンクリーポイントC」の建設計画を後押しする姿勢を示していた。[環境ニュース] 

最終更新:7月29日(金)9時0分

NNA

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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