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JR常磐線相馬-浜吉田(宮城)の運行再開は12月10日

福島民報 7月29日(金)10時7分配信

 JR東日本は28日、東日本大震災の津波で被災したJR常磐線の相馬-浜吉田(宮城県亘理町)駅間の22・6キロの運行を12月10日に再開すると発表した。 
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示の解除で小高-原ノ町駅間の運転が12日に再開されており、福島県南相馬市小高区から仙台市まで鉄路でつながる。 
 相馬-浜吉田駅間のうち、駒ケ嶺(新地町)-浜吉田駅間の18・2キロは14・6キロにわたり線路を内陸部に移設した。津波で流失した新地駅は南西側に約300メートル移す工事が進んでいる。同区間の再開は当初、平成29年春としていたが、用地買収が円滑に運び、再開時期を前倒しした。 
 JR東日本は竜田(楢葉町)-小高駅間は31年度中までに順次、運転を再開させる方針。 
 運転再開日の決定に沿線市町の首長から歓迎の声が上がった。 
 立谷秀清相馬市長は「観光や復興支援で訪れる人やビジネスにとって利便性が復活し、復興への力となる」とコメントした。加藤憲郎新地町長は「復興の加速につながる。震災の教訓から高架式の線路を導入するなどJR側の配慮に感謝する」と述べた。桜井勝延南相馬市長は「小高から仙台までの直通が再開する。住民の帰還に弾みがつく」と期待した。 

福島民報社

最終更新:7月29日(金)12時8分

福島民報