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宇野氏「周平はインサイドの対応できれば完全復活」

東スポWeb 7月29日(金)16時30分配信

【宇野勝・フルスイングの掟】中日の連敗が5で止まった。打線爆発で28日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に15―2で勝って、阪神と並んで4位に浮上した。中日OBとしてはこれをきっかけに巻き返してほしいが、あえて言わせてもらえば、この試合で少々、気になるところがあった。

 7点リードの4回無死一塁の場面で工藤がセーフティーバントを試みて投手へのフライで失敗に終わったシーンだ。サインだったようだが、あの点差で小細工させるのはいかがなものか。あそこはゲッツーなら仕方がないと割り切って思い切って振らせていくべき。ファンからしても、あの場面でのバントは考えにくいだろうし、なにより、ベンチが選手を信頼していないように見える。工藤はもちろん、他の選手たちもどう思うか、心配になる。厳しい言い方だが、こういうところが、今の順位にもつながっているのではないかと思う。

 右手有鉤(ゆうこう)骨骨折から3か月ぶりに一軍復帰した高橋周平内野手(22)が、いきなり2安打4打点の活躍を見せて元気のない打線の起爆剤になったのは良かった。初回二死二塁で迎えた1打席目で左前適時打。うまくリストを使って外のストレートをきれいに左に打てていた。3打席目の4回一死満塁では左翼フェンス直撃の走者一掃の二塁打。変化球をきっちり芯に当てて振り切れていたのであそこまで飛んでいった。見た感じでは骨折の影響は問題なさそう。あとはインサイドをきっちりと引っ張れてスタンドインさせられれば、本来の周平が戻ってきたということになると思う。

 (本紙評論家)

最終更新:7月29日(金)18時2分

東スポWeb

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