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【アイビスSD】究極のスピード勝負を制すのはプリンセスムーン! その根拠とは

東スポWeb 7月29日(金)20時53分配信

【アイビスサマーダッシュ(日曜=31日、新潟芝直線1000メートル)新バージョンアップ作戦】夏の新潟開幕週メーンはサマースプリントシリーズ第3戦のGIIIアイビスSD。昨年のこのレースの覇者でシリーズ連覇を狙うベルカントが不動の主役だが、「新VU作戦」はこの舞台の申し子、◎プリンセスムーンで大勢逆転を狙う。究極のスピード勝負を制するその根拠とは――。

 雨中の2006年を例外とすれば、過去10年でパンパンの良馬場と言えるのは7回。その7回のVタイムは54秒2→53秒9→53秒8→54秒2→54秒2→54秒3→54秒1。馬場レベルはフタを開けてみなければ分からない開幕週とはいえ、良馬場なら54秒台前半の想定Vタイムでまず間違いのないところだろう。

 となれば初の千直競馬で一発回答、持ち時計でも一歩リードのディフェンディングチャンピオン=ベルカントの牙城を崩すのは容易ではない? 確かにスピードの絶対値では頭一つ抜けている感があるものの、そこはディテールの差が勝敗の行方を左右する究極の短距離戦。鉄板級の本命に逆らってでも、逆転の一手を探る価値はある。

 純粋なスピードを競う千直競馬を読み解くうえで、ポイントになるのが最初と最後の1ハロンを除いた中間3ハロンラップ。冒頭の良馬場7回の中間3ハロンラップ(合計)は30秒8→30秒3→30秒5→30秒7→31秒3→31秒1→30秒5。少なくとも中間3ハロン31秒を切るようなペースについて行けないようでは、勝ち負けに加わることは望めない。

 当欄の本命は千直競馬〈3・2・0・0〉のプリンセスムーン。“巧者”ぶりは言わずもがなだが、根拠はもちろん、それだけではない。良馬場に限れば15年邁進特別=54秒8→驀進特別=54秒6→16年韋駄天S=54秒4と走るたびに時計を短縮(別表参照)。中間3ハロンの合計ラップ(レース)も邁進特別=31秒8→驀進特別=31秒2→韋駄天S=31秒0と徐々に中身の濃いスピード比べへとシフトしている。

 一戦ごとに顕著なパフォーマンスの向上。これなら中間3ハロン30秒台→Vタイム54秒台前半のアイビスSDにも十分対応できる。そう判断したからこその◎だ。

 昨年の中間3ハロン合計は30秒5。2馬身差完勝のベルカントは今回、当時より1キロ増の斤量55キロを背負う。この1キロ分で多少なりともスピードが鈍るようなら…。プリンセスムーンに逆転の目も十分に見えてくる。

最終更新:7月29日(金)20時53分

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