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「WeChat」など中国の主要ソーシャルメディアへの広告出稿、テンセントIBGが日本企業向け支援サービス提供

ITmedia マーケティング 7月29日(金)13時46分配信

 中国で最も多く利用されているとされるチャットアプリ「WeChat」やソーシャルメディア「Qzone」などを提供するTencentのインターナショナル・ビジネス・グループ(以下、テンセントIBG)は2016年7月27日、訪日中国人観光客の急増によるビジネス機会の獲得を目指す日本企業を対象に、ワンストップ型の広告ソリューションの提供を開始すると発表した。

 日本におけるビジネスの拡大とクライアントへのサポート強化するため、同社の日本法人であるテンセントジャパンではサポートチームが発足している。テンセントIBGは広告枠の提供に加えて、そのためのメディアプランニングやクリエイティブデザイン、高度なユーザーターゲティング、広告表示、広告入札の最適化およびレポート作成までを全て網羅し、ワンストップの広告ソリューションとして提供する。

 調査会社のGlobalWebIndex(GWI)によると、7億6200万のアクティブユーザーを持つ「WeChat」は、2015年上半期から2016年上半期まで中国以外のAPAC地域において利用率が約2倍になり、広告、公式アカウント、そして日本でもサービスを開始した「WeChat Pay」などのO2Oペイメントをオープンなプラットフォーム上で展開することで、ユーザー層を拡大している。また、コミュニケーションアプリ「QQ Mobile」、ソーシャルメディア「Qzone Mobile」、音楽サイト「QQ Music」も擁しており、中国の消費者に与える影響は拡大し続けている。

 テンセントではこれらのプラットフォームにおいて、クリック1つで外部URLにユーザーを導く「WeChat Official Account Banner Ad」や、ユニークなネイティブのソーシャルフィード型ディスプレイ広告を常時配信する「WeChat Moments Ad」、記事または動画を友達の投稿と同様のフォーマットで表示する「Qzone Mobile Friend Newsfeed Ad」などの広告ソリューションを提供しており、これらを基盤とした強固なエコシステムにより、購買意欲が高い中国の消費者に対する日本企業のチャンスを拡大するとしている。

 テンセントIBGによれば現在、高級品の世界市場では中国の消費者への売り上げが全体の40%を占め、さらにその90%が海外旅行中の購買によるものという。同社の調査では、中国人が購買決定に至るまでの過程の約80%はまず中国国内でスタートするという。つまり、消費者が高級ブランド品の購入を検討するに当たり、旅行開始前にそのブランドに親しむ機会を設けることが重要となる。急増する中国人観光客における認知度を高め、訴求の機会を増やしたい日本企業にとって、テンセントのは強力なツールとなるという。

最終更新:7月29日(金)13時46分

ITmedia マーケティング