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「花瓶の花」の大合唱!石崎ひゅーい、ファンと作り上げた“100点”ライブ

音楽ナタリー 7月29日(金)17時33分配信

石崎ひゅーいが「石崎ひゅーいTOUR 2016『花瓶の花』」の最終公演を昨日7月28日に東京・東京キネマ倶楽部にて実施した。

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このツアーは石崎が最新アルバム「花瓶の花」を携え、東名阪で行ったもの。ツアーにはTomi Yo(Key)と沖増菜摘(Violin)も加わり、分厚いサウンドで観客を魅了した。

開演予定時刻より20分ほど遅れて石崎がステージに登場。「トラガリ」からライブがスタートすると、オーディエンスは待ってましたとばかりに手拍子を鳴らし、「メーデーメーデー」で石崎にマイクを向けられると大声でサビの「SOS」を連呼した。2曲を歌い終え、抱えていたアコースティックギターを置いた石崎は、まるで何者かに取り憑かれたかのように全身全霊で「オタマジャクシ」をパフォーマンス。続く「僕だけの楽園」では歌詞の「戦場よりもお布団で死にたい」を絶唱したり、何度も両手でピースサインを突き出したりして、大きな拍手を浴びていた。

ライブ中盤、「夜間飛行」で石崎が耳に手を当てるとファンがすかさず曲を歌い、「第三惑星交響曲」では石崎の「飛んで」の一言でフロア中がジャンプを繰り返すなど、一体感のあるライブが展開される。石崎は新曲「ピノとアメリ」を届けたあと、「カカオ」の曲中に撮影クルーのビデオカメラを取り上げ、ステージからバンドメンバーやオーディエンスを撮影。また「ファンタジックレディオ」では男性ファンの1人をステージに上げ、一緒にダンスしたり、「あー君のことが好きー!」と叫ぶように歌ったりと自由奔放なライブを繰り広げていった。

「ピーナッツバター」からライブはラストスパートに突入。「僕がいるぞ!」で観客は拳を突き上げて盛り上がり、その様子を見た石崎は「星をつかまえて」では客席まで降りて、ファンに囲まれながら熱唱する。最後のMCで石崎は、沖縄・波照間島で出会い、その後福島で再会したという原発作業員の男性とのエピソードを交えつつ、「花瓶の花」という曲がいかにたくさんの人に愛されてきた曲であるかを語る。そして石崎が「僕がギターを弾くから、みんなが歌ってください」と言ってギターを弾き始めると、ファンもこの日一番の大合唱で応えた。「100点です」とうれしそうに微笑んだ彼は、改めてバンドメンバーと共に「花瓶の花」を届け、曲が終わると深々と頭を下げる。ラストはエピローグ的に「天国電話」をしっとりと歌い上げ、観客の目を釘付けにしてこの日の公演を終えた。

石崎ひゅーいTOUR 2016「花瓶の花」2016年7月28日 東京キネマ倶楽部 セットリスト
01. トラガリ02. メーデーメーデー03. オタマジャクシ04. 僕だけの楽園05. シンデレラへの伝言06. 夜間飛行07. 第三惑星交響曲08. ピノとアメリ09. カカオ10. ファンタジックレディオ11. シーベルト12. 泣き虫ハッチ13. ピーナッツバター14. 僕がいるぞ!15. 星をつかまえて16. 花瓶の花17. 天国電話

最終更新:7月29日(金)17時33分

音楽ナタリー