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世界的ピアニスト・中村紘子さん死去 72歳、大腸がん

オリコン 7月29日(金)10時14分配信

 世界的に活躍したピアニストの中村紘子(本名・福田紘子)さんが、26日午後10時25分に大腸がんのため自宅で死去した。享年72。葬儀、告別式は近親者で執り行われ、喪主は夫で作家の庄司薫氏。後日お別れの会を開催予定としている。

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 庄司氏は「誕生日(7月25日)をむかえる日も、このところみつけた、モーツァルトからラフマニノフまで、音色に新しい輝きを与える奏法を試すのだといって、興奮していました。ぼくも、それを聞きたいと熱望していました。残念です」とコメントを発表した。

 中村さんは1994年7月25日、東京都生まれ。早くから天才ピアニストとして注目され、60年NHK交響楽団初の世界一周公演のソリストに抜てきされデビュー。ジュリアード音楽院留学を経て1965年に第7回ショパン・コンクールで入賞し、日本を代表するピアニストとして、世界各国で活躍してきた。

 2014年2月に大腸がんを患い、翌15年1月から活動休止を発表。同年6月に活動再開の会見を行い、治療と平行してコンサート活動を続けてきたが、8月より再び休止。今年4月に復帰したが、5月8日の兵庫県洲本市(淡路島)で行ったリサイタルが最後の公の場での演奏となった。

最終更新:7月29日(金)11時26分

オリコン