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新『ゴーストバスターズ』裏話 P・フェイグ監督、オファーを何度も断っていた

オリコン 7月29日(金)20時5分配信

 新しいキャストを迎えて30年ぶりに復活する映画『ゴーストバスターズ』(8月11日~14日先行公開、19日全国公開)。コメディー映画を得意とするポール・フェイグ監督がメガホンを取り、7月15日に公開された米国でも大ヒットスタートを切ったが、実はある理由から監督の依頼を何度も断っていた。

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 フェイグ監督は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11年)や『SPY/スパイ』(15年)など、さまざまな人間模様を描くコメディー作品を得意としている。子どもの頃は、オリジナル版キャストのビル・マーレイとダン・エイクロイドが出演したコメディー番組『サタデー・ナイト・ライブ』を見て夢中になるなど、オリジナル版へ強い思い入れがあった。

 それでもオファーを断った理由について「なぜなら『ゴーストバスターズ』のオリジナルのストーリーが大好きだからだよ」と明かし、「実は当初、別の人が書いた脚本があって、(ハロルド・ラミスを除く)オリジナルのメンバーが、スライムを入れた瓶を新チームに引き継ぐというストーリーだったんだ。監督の話をもらったのは光栄だったけど、僕は昔から再結成ものには慎重で、オリジン・ストーリーの方が好きなんだ。だから何度も断り続けた」と、当時を振り返る。

 好きだからこそ慎重になっていたフェイグ監督だったが、作品の可能性を考えていた時に、ふと“女性版ゴーストバスターズ”というアイデアを思いついた。「すごくバカみたいだけどシンプルなことを思いついたんだ。ゴーストバスターズ全員をおかしい女性たちにしたらどうかってね。もし『ゴーストバスターズ』をリブートできて、全く新しいオリジナルのストーリーを自分でも作れなら」と、監督を引き受けることを決意した。

 バスターズになる女性たちには、実際にコメディエンヌとして活躍するメリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズを抜てきした。

 フェイグ監督は「僕は面白い女性たちと多くの映画を作りたいんだ。実際にすごく面白い女性たちがたくさんいるのに、彼女たちを全員使えるほどの役柄が用意されていないし、今の映画界ではそういった映画は作られにくいんだ」と、ハリウッドの現状を危惧し、本作を機にコメディエンヌがもっと活躍できる映画を作りたいという思いも語っている。

最終更新:7月29日(金)20時5分

オリコン