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松岡充、舞台とライブの融合<DDB*>開幕「すべてのスキルを一つの宝箱に」

BARKS 7月29日(金)22時28分配信

松岡充(SOPHIA/MICHAEL)が2016年に発案する新型エンタテインメント<DAYDREAM BABY*> (以降<DDB*>)が7月27日、東京・赤坂BLITZにて開幕した。松岡はSOPHIA時代の2005年に<TOUR 2005 a piece of blue sky~遥かなる宝島~>を、そして、MICHAELとしては2015年に<MICHAEL Summer Night Circus 2015>を開催するなど、まだ誰も見たことがないような新しいエンタテインメントを時代ごとに形を変えて次々と提案してきた。そして<DDB*>初日、本番に先立って行われたマスコミ向け公開ゲネプロから、新型エンタテイメント<DDB*>の世界をいち早くお届けする。

◆<DAYDREAM BABY*> 画像

まず注目は、この舞台の構成/演出を担当する村上大樹(舞台「私のホストちゃん」脚本/演出)、芝居脚本を担当する鈴木おさむ(ドラマ「人に優しく」以来数々の作品で松岡とタッグ)など、松岡とゆかりのある超豪華クリエエーター陣がこのステージをサポートしているということ。この2人がタッグを組んだとなれば、笑いはもちろん、涙あり、感動ありのエンタテインメントなステージは約束されたようなもの。主要キャストは松岡自身の声掛けで荒木宏文、平田裕一郎、五十嵐麻朝、真緒と俳優からアーティスト、ミュージシャンというバラエティー豊かなイケメンたちが名を連ねた。そこに日々、豪華ゲストが加わるところもこのステージの見どころだ。

そして特筆すべきは、ここに<DDB*>スペシャル・ゲストミュージシャンとして恩田快人(ex JUDY AND MARY)と豊田和貴(SOPHIA/MICHAEL)がプレーヤーとして参加する点だ。荒木や真緒、松岡率いるMICHAELのライブシーンを一流ミュージシャンがバンドとしてサポートすることも松岡だからこそ実現できたこと。では、果たして<DDB*>とは芝居なのか、ライブなのか? 期待か高まるなか、その全貌が明らかとなった。生演奏で幕を開けた舞台は、冒頭からキャスト2人が揃ってとんでもない姿で飛び出して客席の大爆笑を誘うなど、緊張感を程よく緩ませてからスタートした。

物語は楽曲<DDB*>とリアルにリンクしていく。2016年夏に開催する舞台<DDB*>のためのテーマソングづくりを自らかって出た松岡だが、楽曲制作が思いのほか難航。曲づくりのためにいったん東京を離れ、新たな環境を求めてある場所に向かった松岡を待ち受けていたのは、とんでもない役に扮した4人のキャストたちだった。ここではいつものクールなイケメン像を捨て去り、方言あり、セクシーあり、女装ありという一癖ある姿の彼らが。そこに、この日のスペシャルゲストである富田翔も加わり“ハンサム of ハンサム”を体を張って好演。“スナック赤坂”で普段は見られないようなそれぞれの演技とユニークな会話が物語を牽引していく中、松岡はテーマソングのヒントをやっと見つけ出す。

その後、ステージではライブがスタートした。まずは、前座として平田と五十嵐が結成したラップユニットKAKKY&GORYが「ドレミのラップ」を2MCでクールに披露。それまで着席していたオーディエンスを立ち上がらせるまで盛り上げた。続いて真緒が得意のデスボイスでフロアを煽り、現在休止中の自身のバンドSadieの名曲「陽炎」をエモーショナルに歌い上げる。荒木宏文は松岡による作詞作曲プロデュースのもとで生まれた「STELLAR」を華やかに届けた。客席のボルテージが高まったところで松岡にバトンタッチすると、松岡はMICHAELのナンバーから代表曲を小気味好く披露。歌い手としてのテクニックやオーラ、存在感など圧巻のパフォーマンスを見せ、場内を一つにして締めくくった。

ライブが終わると、ステージはライブ後の楽屋風景に一変した。次のライブまでの休憩時間を楽屋で過ごしているキャストたち。彼らがこの後のステージで歌うのは松岡が書き上げた<DDB*>のテーマソングだ。しかし、当日になって突然、松岡以外のメンバーはこの曲の歌詞に納得していないと言い出し、あるメンバーがその理由を吐露するところから、物語は途端にシリアスな方向へと展開していく。

各々には叶えたい夢がある。けれども、その夢を叶えるまでにはいかなる苦痛が襲ってくるものか。「若いって何歳まで?」「もう30歳、別のレール走るなら今しかない」「周り見ると、怖いんです」「夢追いかけてた自分がどんどん嫌になる」……リアルに夢を追う者たちが激しく本音をぶつあう場面は、観る者の心に深く突き刺さる。そんなキャストたちに、これまで何度も成功という花火を打ち上げてきた松岡が、「しんどいけど、走り続けたら必ず変わる」とやさしくエールをおくった。しかし、荒木が声を張り上げ「少しでも近づきたいと思っても、俺は松岡さんみたいになれない」と絶叫、鬼気迫る演技を見せる。そして、そこから松岡が、成功したことがある者だからこそ知り得る夢の裏側にある心情を吐露する場面は、観る者の涙を誘い、心に深い感動を焼きつけていくはずだ。

ステージのフィナーレは、それでもなお夢を追いかける者たちの気持ちを改めて綴ったテーマソング「DAYDREAM BABY」をキャスト全員で歌って、舞台は終わりを告げた。本公演について松岡から、次のようなコメントが到着した。

「<DDB*>はこの先の未来にもいろんな形で広げていく企画です。そして、今回は、始まりの特別な<DDB*>。僕自身、今おかれている環境とリンクする部分もあり、2度と出来ないものになってます。そして、出演キャスト・ミュージシャンが今持っているすべてのスキルを一つの宝箱に詰めました。ご覧になられた方が優しい笑顔になって、人を思いやる気持ちに包まれ、会場を出て行っていただけるように頑張りたいと思います。会場でお待ちしております!」

『DAYDREAM BABY*』は7月27日から31日まで東京・赤坂BLITZにて、8月12日から14日まで大阪・なんばHatchにて連日スペシャルゲスト出演者を迎えて上演される。松岡発案による笑いあり、涙ありの感動の新型エンタテインメントを存分に体感してほしい。また、大阪公演の初日となる8月12日は“松岡充 BIRTHDAY SPECIAL”と題して、特別バージョンで届けられる。<DDB*>出演メンバーは、松岡の生誕を祝うべく、この日のために密かに練習して“あるパフォーマンス”を披露するという。さらに、“あるコーナー”に“あの人”がゲスト出演するなど、この日限りの盛りだくさんの楽しい企画が用意されているとのことだ。

なお、松岡充は本公演終了後、MICHAELの楽曲制作に入り、結成3周年を迎える2016年12月に東阪でのワンマンライヴ<MICHAEL LIVE 2016 第三章>を開催することが決定している。

取材・文◎東條祥恵

■<MITSURU MATSUOKA presents『DAYDREAM BABYS*』>
▼東京会場
公演期間:2016年7月27日(水)~31日(日)
公演会場:赤坂BLITZ(港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内)
▼大阪会場
公演期間:2016年8月12日(金)~14日(日)
公演会場:なんばHatch(大阪市浪速区湊町1-3-1)
出演:荒木宏文 平田裕一郎 五十嵐麻朝 真緒 / 松岡充
構成・演出:村上大樹
芝居脚本:鈴木おさむ
special guest musicians:Bass: 恩田快人 (ex JUDY AND MARY) / Guitar:豊田和貴 (MICHAEL)
special guests:富田翔 (7/27 19:00)、廣瀬智紀 (7/28 14:00/19:00)、秋山竜次 (ロバート:7/29 19:00)、久保田秀敏 (7/30 12:00 / 17:00)、オキャディー・町田宏器 (7/31 12:00)、なだぎ武 (8/13 12:00/17:00)
▼チケット
全席指定\8,000(税込)
(問)東京公演:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00~18:00)
(問)大阪公演:キョードーインフォメーション 0570-200-888(全日10:00~18:00)

■<MICHAEL LIVE 2016 第三章>
▼大阪公演
2016年12月17日(土)堂島リバーフォーラム 開場17:30 開演18:00
2016年12月18日(日)堂島リバーフォーラム 開場13:30 開演14:00
▼東京公演
2016年12月22日(木)品川プリンス ステラボール 開場18:30 開演19:00
2016年12月23日(祝金)品川プリンス ステラボール 開場17:30 開演18:00

最終更新:7月29日(金)22時28分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。