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【都知事選】増える待機児童、主要3候補の公約で問題は解決するのか

BuzzFeed Japan 7月29日(金)13時0分配信

今年2月、ある匿名ブログが国を揺るがした。「保育園落ちた日本死ね」。待機児童問題に火がついた。

子どもを保育園に預けられず、仕事に復帰できない母親が、社会に怒りをぶつけたブログ記事だ。同様の悩みを抱える人たちによる、ネット上の署名は2万人以上の賛同を得た。

あれから約半年。事態は改善に向かっているようには見えない。全国的に見て、待機児童が大きな課題となっている東京都の知事選ですら、子育て支援政策の議論は深まらない。【BuzzFeed Japan / 千野慧子】

待機児童は過去最悪の8466人に

東京都の7月の発表によると、4月1日時点の待機児童は8466人。前年より652人増えてしまった。6月に辞任した舛添要一都知事は「待機児童を4年でゼロに」と公約に掲げていたが、状況はむしろ悪化している。

何もしなかったわけではない。保育所の新規設置で定員は約1万4千人分増えた。しかし、利用申込者数も約1万8千人増えた。共働き世帯が増え、子どもを保育所に預けて働きたい家庭が増えている。

保育所をどんどん作れないのか

「足りなければ、増やせばいい」という声もあるが、そう簡単にはいかない。保育所の新設に地域住民が反対する例が相次いでいる。

目黒区の「とりつだいさくらさく保育園」は、今年6月の開園に至る前に、1年超にわたって反対する地域住民との話しあいを続けた。

保育園を運営する西尾義隆社長は「最初は、まるで米軍基地が近所にできるのかというぐらい強い反発がありました」とBuzzFeedに語った。

保育園が近所にできるという未知の経験。子どもの声がどれだけ大きいかの想像がつかず、戦闘機の騒音と同じような捉えられ方をしたのだという。

区の公募に申し込み、保育園を運営する権利は得ていた。さあ建設という段階で、区報を見た近隣住民から「聞いていない」と反対の声があがった。

「とにかく、話し合いが必要でした。納得してもらうためには、こちらの意図を理解していただけるように務めるしかない」

このケースでは最終的に開園にこぎつけたが、杉並区や品川区など、話し合いの末に建設を断念するケースも出ている。

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最終更新:7月29日(金)19時56分

BuzzFeed Japan

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