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22年ぶり開花、ソテツの雌花 さいたまで雄花も三つ…珍しさに驚き

埼玉新聞 7月29日(金)10時30分配信

 埼玉県さいたま市岩槻区平林寺の山形登志夫さん(63)の自宅庭先に、ソテツの雌花が22年ぶりに咲いた。山形さんは「雄花は毎年花が咲くが、雌花は1994年7月以来、本当に久しぶり。知り合いも珍しがってくれます」と、開花を喜んでいる。

 ソテツはソテツ科の常緑低木。九州南部から南に自生し、関東以南では観賞用に栽培されている。山形さん方で咲いた雌花は二つで、それぞれ直径30センチほど。地上3メートルほどの高さに薄黄色の花を付けた。「例年、雄花は二つ咲く。今年は6月中旬ごろに初めて雄花が三つ咲いて驚いていたら、7月初めに雌花も二つ咲いた」と驚きの表情だ。

 22年前も新聞に掲載され、まちの話題となったソテツの2度目の開花。山形さんの妻、早智子さん(62)は「22年前と同じように、9月ごろに赤色の実を付けるのが今から楽しみ」と声を弾ませている。

 県花と緑の振興センター(川口市)は「センター内の屋外のソテツも3年に1度くらい雌花を咲かせる。ソテツはもともと暖かい地域の植物で、南方の海岸付近に多い。近年は暖冬で、寒さが苦手なソテツも冬場に育ちやすい環境になっているのでは」と話している。

最終更新:7月29日(金)10時30分

埼玉新聞