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TPPに「NO」 代議員が抗議 米・民主党全国大会

日本農業新聞 7月29日(金)7時0分配信

 米大統領選に向けた民主党全国大会で、環太平洋連携協定(TPP)が焦点となっている。25日に採択した事実上の党公約の政策綱領にTPP反対が明記されなかったため、会場の代議員が反TPPのプラカードを掲げ抗議。候補指名されたクリントン前国務長官の陣営が反TPPを強調するなど、反対派の支持固めに躍起になっている。

 クリントン氏はTPPに反対するが、党綱領にはTPP反対を明記しなかった。同氏は国務長官時代にTPPに賛成していたため、大統領に選ばれれば再び賛成に転じるとの見方も出ている。

 これに対して、クリントン氏の陣営幹部のジョン・ポデスタ氏が27日、「クリントン氏は選挙前も選挙後も(TPPに)反対する」と述べ、反対姿勢を鮮明にした。さらに「再交渉に関心はない」と強調した。党内に根強い反対派に向けたアピールとみられる。

 ただ、ポデスタ氏は、オバマ大統領が来年1月までの任期中にTPPの議会承認を目指していることについて「現大統領の選択」と容認とも取れる考えを示した。

 クリントン氏は大会最終日の28日に、指名受諾演説をする見通しで発言が注目される。

日本農業新聞

最終更新:7月29日(金)7時0分

日本農業新聞