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男子セブンズ代表、五輪へ出発。未知の舞台へ、桑水流裕策主将が引っ張る。

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 7月29日(金)21時33分配信

 キャプテンはリラックスした表情で言った。
「ラグビー界で誰も知らない舞台です。そういう意味では緊張もしていますが、初戦がニュージーランドというのはやり甲斐がありますね」
 桑水流裕策主将はラグビー界に新しい歴史を刻むことを楽しみにしているようだった。7月29日、男子セブンズ日本代表が成田空港からオリンピックの舞台、リオデジャネイロに向かって旅立った。バックアップメンバーも合わせて14人の選手(12人の代表内定選手と2人のバックアップメンバー)とスタッフたちは、見送る多くの関係者に笑顔で応えていた。

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 準備をやり切った集団だ。その結果、14選手がこの日のチケットを手にできた。6月29日にいったんは『オリンピック競技大会ラグビー日本代表選手団』と発表されたメンバーが7月17日アナウンスの『日本代表内定選手』で一部変更されたのは、最後の最後まで競争が続いたからだ。キャプテンは、「6月29日の時点でセレクションは最後まで続くと言われていたので、みんな理解していました。外で言われているような動揺はありません。その後、成田、オーストラリアと続いた合宿での結果が反映されたメンバー」と話し、そういう経緯があるからこそ「これまで時間をともにしてきた人たちの思いも胸に戦いたい」と言った。

「できれば一番いい色のメダルを持ち帰りたい」と決意表明した桑水流主将は、「初戦。特にその試合の入りが大事」とした上で、最初の対戦相手となるニュージーランドとの対戦についてこう語った。
「どちらがキックオフレシーブになるか分かりませんが、いずれにしても、アタックに回ればスペースにボールを運び、継続して攻め続ける。ディフェンスなら前に出て、倒し、こちらは立ち続ける。これまでやってきたことを出すだけ」
 仲間の中でのキーマンには、2人の名を挙げた。
「アタックならレメキ(ロマノ ラヴァ)。ディフェンスならうしろで守る合谷(和弘)の動きが大事になってくるでしょう」
 自身はキックオフボールの確保でチームに貢献したい。
「それだけで長くプレーし続けられたと言っても過言ではないですからね。坂井(克行)、合谷のキックの精度も高いし、そこで期待に応えたいですね」
 ニュージーランド戦後、戦いは対イギリス、ケニアと続く。サンパウロでの調整を経て、試合4日前に決戦の地・リオへ入る予定だ。

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最終更新:7月29日(金)21時40分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)