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皇太子さま、旧閑谷学校を視察 3日間の岡山滞在終え帰京

山陽新聞デジタル 7月29日(金)22時50分配信

 岡山県を訪れていた皇太子さまは29日、日本最古の庶民の学校とされる国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)で高校生の論語朗誦(ろうしょう)などを視察。3日間の滞在を終え、夕方に空路で帰京された。

 午後に訪れた旧閑谷学校では、管理に当たっている顕彰保存会の国友道一事務局長らから沿革などの説明を受けた。敷地内で、皇太子当時の天皇陛下が1949年に植樹したヒノキの前では「大きく育っていますね」とほほ笑んだ。

 国宝の講堂では、閑谷学校の流れをくむ和気閑谷高校の生徒36人による論語朗誦を見学。生徒に「論語で好きな言葉はありますか」「ここの場所に来てどんな感じですか」などと声を掛けた。正座で足がしびれたためによろめいた生徒には「座ったままで」と気遣いを見せていた。

 3年の男子生徒(18)は「笑顔で話し掛けてくださった。論語学習や高校の歴史をあらためて誇りに思った」と話した。

 午前には、この日から競技が始まった中国インターハイ(全国高校総体)のソフトテニス女子個人戦を備前テニスセンター(同市久々井)で観戦。炎天下で懸命の戦いを繰り広げる高校生たちに拍手を送った。

 3日間、視察に同行した伊原木隆太知事は「視察先や沿道での県民の歓迎に、終始にこやかに接していただいた。最後に『県民によろしくお伝えください』とのお言葉をくださった」と述べた。

最終更新:7月29日(金)22時50分

山陽新聞デジタル