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新日鉄住金の通期経常益見通し、販価低迷で35%減の1300億円

鉄鋼新聞 7月29日(金)6時0分配信

 新日鉄住金は28日、17年3月期の通期連結経常利益が前期比35・3%減の1300億円になる見通しと発表した。そのうち上期は150億円(ROSが0・7%)で、下期に大幅回復を見込む。「円高による外貨建て資産評価や在庫評価差等の一時的な影響も想定されるが、1300億円を目指したい」(同社)としている。上期末の配当(中間配当)は見送りを決めた。四半期での赤字は、12年4~6月期(合併前の単純合算で18億円の赤字)以来、4年ぶり。

 上期150億円のセグメント別経常利益は製鉄50億円、化学10億円、新素材5億円、システムソリューション90億円とそれぞれ黒字。エンジニアリングは10億円の赤字。前年同期の製鉄事業は1107億円の黒字で、販売価格・品種構成の悪化などが響き1057億円の悪化となる。
 上期粗鋼生産は連結2300万トン(前年同期は2227万トン)、単独2180万トン(同2107万トン)と数量は増加。鋼材平均価格は上期でトン6万7千円と、前年度下期比で約6千円下落する。なお、上期輸出比率は43%程度。
 同時に発表した4~6月連結決算は、売上高1兆511億円で前年同期比16・9%減、経常損益が120億円の赤字(前年同期は844億円の黒字)、純損益は146億円の赤字(同727億円の黒字)だった。
 セグメント別では製鉄が161億円の赤字、化学が12億円の赤字。その他は黒字で、黒字幅はエンジ12億円、新素材4億円、システム49億円。

最終更新:7月29日(金)6時0分

鉄鋼新聞

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