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【ブラジル】五輪組織委に罰金 選手村工事の労働条件などに問題

サンパウロ新聞 7月29日(金)22時15分配信

 労働・雇用省は27日、様々な不備や欠陥が明らかになった五輪選手村で、それらの問題を解決する工事に従事している作業員らの労働条件などに不正があることから、リオ五輪組織委員会に対して罰金を科すと発表した。監督官らによると、作業員らは雇用登録されていない状態もしくは短期雇用契約を結んでいない状態で労働しているほか、労働時間がかなりの長時間にわたる事例もいくつか確認されている。伯メディアが同日付で伝えた。

 手直しなどの工事が行われている選手村内マンションの工事現場の検査は、地方労働監督局を通して同日朝に始まった。労働・雇用省の監督官によると、五輪組織委に対して科される罰金の額は作業員1人につき約500レアルで、全体では約31万5000レアル(約945万円)となる。

 五輪組織委はこの件に関し、「書類の分析もなしに行われている検察の行動は、リオ五輪との間で締結された協定に違反する」とコメント、関係書類は数日中に提出されると発表した。

 監督官は「我々は、労働手帳にサインがない(雇用登録がない非正規雇用)状態で働いている作業員の数を630人前後とみている。その多くが過酷な労働だ」とした上で、「労働手帳はこれらの労働者達にとって一つの保障だ。もしこれらの労働者が事故で負傷したら、死亡したら、家族は何の補償も受けられない」と指摘する。

 なお、監督官は、五輪組織委は検査妨害の件でも罰金を科されることになるとしている。

サンパウロ新聞

最終更新:7月29日(金)22時16分

サンパウロ新聞

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