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見えないだけに効果倍増! 映画の「映っていない音」の重要性

ギズモード・ジャパン 7月29日(金)23時10分配信

音だけしか聞こえないと、妙に想像をかき立てられちゃうことってありますよね。

映画は、映像を中心とした視覚メディアですが、実は音声もとても大きな役割を果たしています。なかでも、オフスクリーン・サウンド(画面外の音)は、使い方によっては絶妙な効果を生み出し、つくり手の腕の見せ所でもあります。

オフスクリーン・サウンドは、映画の登場人物同様、観客の耳にも聞こえますが、その音の発信元(声や音を立てている人間や生き物、機械など)が画面に映ることはありません。それだけに、観客の想像力をかき立てて、緊張感や恐怖感、ユーモアなどを強めることができます。

こちらはYouTubeチャンネルRocketJump Film Schoolによる動画(https://youtu.be/2k4yNDwoSt4)。

動画では、オフスクリーン・サウンドの役割として、「世界観の設定」、「ストーリーの進行」、「テンションやトーンの設定」、「アクションの伝達」の4つを挙げ、具体的にさまざまな作品の中でどのような効果を生んでいるかを分析しています。

一例として、デヴィッド・フィンチャー監督の映画「セブン」では、けたたましい地下鉄の騒音をオフスクリーン・サウンドで示すことで、電車が通るたびに揺れる主人公の部屋を見せ、崩壊の予感を漂わせると同時に、ユーモラスな雰囲気を演出しています。一方、映画「ゴッドファーザー」では、同様に電車の音がオフスクリーン・サウンドとして登場しますが、主人公がこの騒音の中で暗殺を実行するという緊張感みなぎるシーンに使用され、まったく異なる効果を生み出していると、動画では解説しています。

動画では、このほかにも「スタンド・バイ・ミー」、「キル・ビル Vol.2」、「地獄の黙示録」、「フォレスト・ガンプ/一期一会」など、さまざまな映画におけるオフスクリーン・サウンドを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

source: YouTube
(鈴木統子)

最終更新:7月29日(金)23時10分

ギズモード・ジャパン

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