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【MLB】代理人が語る2人の“安打製造機” イチローとグウィンに「多くの共通点」

Full-Count 7月29日(金)21時36分配信

イチローの3000安打を見届ける予定のボッグス氏、「とてもとても興奮している」

 マーリンズのイチロー外野手は28日(日本時間29日)、本拠地でのカージナルス戦で痛烈な二塁打を放ち、メジャー通算3000安打へ残り2本とした。2点を追う7回1死一塁の場面で代打で登場し、右翼へ痛烈な二塁打。1死二、三塁にチャンスを広げると、マーリンズはエチャバリアの遊ゴロで1点差に迫った。結局、4-5で惜敗したものの、背番号51は改めて存在感を示した。

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 客席では、イチローの代理人を務めるジョン・ボッグス氏が見守っていた。3000安打達成の歴史的瞬間に立ち会うため、24日(同25日)からマイアミ入り。金字塔が目前に迫り、「歴史的な記録だから、ここに来ました。とてもとても興奮しています」と話した。

 球団は、イチローが29日(同30日)の試合で先発することをツイッターで発表。本拠地では31日(同8月1日)まで3試合を残し、その後はシカゴ、コロラドと遠征に出るが、マイアミで記録達成となる可能性が高まってきた。本拠地で3000安打に到達しなければ、遠征にもついていくというボッグス氏だが、「ここで達成してくれることを望んでいます」と言う。地元ファンの期待は高まっているだけに、誰もがマイアミであと2安打を積み重ねることを願っている。

イチローとグウィンは「チームのために真摯にプレーすることは似ている」

 ボッグス氏は、イチローと同じように“安打製造機”と呼ばれ、94年に打率.394をマークするなど通算3141安打を記録した故トニー・グウィン氏(パドレス)の代理人も務めていた。「3000安打はとんでもない偉業です。トニー・グウィンも達成しましたが、素晴らしい瞬間だった」と振り返る。当時も大記録を見届けるためチームと一緒に移動していたボッグス氏は、セントルイス、モントリオールと渡り歩いたそうで、「(イチローは)すぐに達成してほしいですね」と笑う。

 イチローとグウィンの共通点については「コンタクトヒッターで、とても安定していて、チームのために真摯にプレーすることは似ている。多くの共通点があります」と指摘。一方で、「イチローはよりスピードがあります。グウィンは怪我もあって守備で制限があったが、イチローには限界がない」と2人の違いについても言及した。

 27歳でメジャーのキャリアをスタートさせた選手が3000安打に到達すれば、まさに偉業。多くの人の期待を背負いながら、イチローがまた新たな歴史を刻もうとしている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月29日(金)21時36分

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