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夏休みに能楽体験 川崎、親子100人

カナロコ by 神奈川新聞 7月29日(金)6時33分配信

 夏休みの子どもたちに日本の伝統芸術を学んでもらおうと能楽体験教室が28日、川崎市川崎区日進町の川崎能楽堂で開かれ、子ども75人とその親ら計約100人が能の所作や仕舞、太鼓、鼓(つづみ)、笛の実技を学んだ。市文化財団や同教室を支える会の主催で26回目。

 2歳から中学3年生までの子どもらを、観世流能楽師シテ方の鵜澤久さん(重要無形文化財総合指定)や同鵜澤光さん、同流太鼓方の徳田宗久さん(同)らが指導。頭がサル、足手はトラ、尻尾はヘビという怪物を描いた能「鵺(ぬえ)」が題材。源頼政に矢で撃ち殺された場面などを、鵜澤さんが「能は型の連続。型を覚えれば舞うことができる」と指導。子どもらは扇を手に、謡をうたいながら舞っていた。

 多摩区内の市立小5年の児童(10)は「鼓は手が痛かったが、笛も吹け、楽しかった」と話していた。教室は3日間で、座学や能鑑賞も行われる。能の研究家も輩出しているという。

最終更新:7月29日(金)6時33分

カナロコ by 神奈川新聞