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等身大の日米交流 横須賀基地でネイビー・カフェ

カナロコ by 神奈川新聞 7月29日(金)18時8分配信

 地域住民らと米軍人が交流を楽しむ「ネイビー・カフェ」がこの夏、米海軍横須賀基地(横須賀市)で実施されている。これまでも中高生を対象にした英会話教室が開かれていたが、お茶を片手に自由なテーマで語り合う企画は初めての試み。基地司令部は「肩肘を張らずに、米国の文化や米海軍への理解を深めてほしい」と話している。

 基地の正門脇に併設された「日米文化交流センター」で26日、初回のカフェを実施。対象者は中学生で、フェイスブックとツイッターを通して募集した。市内在住者のほか、遠くは埼玉県から計15人が集まった。

 米海軍側からは、日本語や日本文化に興味を持つボランティア9人が参加。基地の日本人職員のサポートを受けつつ、「好きな食べ物」「夏休みの予定」などの質問例が2カ国語で書かれた紙を指さしながら、会話を進めた。

 言葉の意味が通じない場合はスマートフォンで調べて見せ合ったり、人気ゲーム「ポケモンGO」の話題を出したり、戸惑いながらもコミュニケーションに工夫を重ねていた。

 基地司令部は「実際に外国で英語を話せば、沈黙が続くこともある。その練習になれば」と説明。市立中学3年生の石井日向子さん(14)は「緊張してあまりうまくできなかったけれど、机の上で勉強するより上達すると思う」と、等身大の交流に満足していた。

 日本の地域と接してみたかったという米艦艇の男性乗組員(26)も「楽しかったし、これからも参加したい」と話した。

 ネイビー・カフェは、8月中に、一般を対象に行われる予定。

最終更新:7月29日(金)18時8分

カナロコ by 神奈川新聞