ここから本文です

遊園地・テーマパーク、黒字企業が増加し83.5%に 集客増をねらい、各地で夏の期間限定イベント開催

MONEYzine 7月30日(土)18時0分配信

 帝国データバンクは7月15日、遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査(2015年決算)を発表した。調査結果は同社の企業概要データベースと公開情報をもとに、遊園地・テーマパーク経営企業のうち、2013年から2015年の3期連続で収入高が判明した154社を抽出して分析したもの。

 発表によると、2015年の154社の収入高合計は約8,134億5,000万円で、前年比0.6%の微増にとどまった。それぞれの収入高を見ると、2015年に増収だった企業は47.4%で、前年より4.5ポイント減少する一方、減収だった企業は26.0%で前年より0.7ポイント増加した。横ばいは26.6%で同3.9ポイント増加。また、154社のうち2期連続で損益が判明した91社の2015年の損益状況を見ると、黒字企業は83.5%で前年より7.7ポイント増加、赤字企業は16.5%で前年より7.7ポイント減少した。

 2015年の収入高トップは東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを含む「東京ディズニーリゾート」を経営するオリエンタルランド。収入高は約3,992億3,400万円(前年比0.8%減)で、2010年以来5年ぶりの減収となった。2位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を経営するユー・エス・ジェイ。収入高は約1,385億7,700万円で、前年比44.5%増と大幅に増加した。収入増の要因としては、1アトラクションに依存しないパーク運営とリピーター獲得による入場者数の増加、外国人ゲストの来場者数の伸びなどが挙げられる。3位は「東京ドームシティ」を経営する東京ドーム。収入高は約590億6,100万円で、前年比0.3%減だった。

 集客が見込める夏休みに突入し、各遊園地やテーマパークでは期間限定のイベントが開催され、大いににぎわっている。例えば、東京ディズニーランドでは「ディズニー夏祭り」を、東京ディズニーシーでは「ディズニー・サマーフェスティバル」を、それぞれ8月31日まで開催している。期間中は平日限定で夕方5時からたっぷり遊べるお得な「夏5ウィークデーパスポート」もあるので、チェックしておきたい。

 一方、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、AKB48が毎日パークにやってくる「やり過ぎ! サマー」を9月4日まで開催する。AKB48グループ選抜による屋内シアターや野外でのライブを、パークならではのスペシャルな演出で提供している。

 また、東京ドームシティでは常設のアトラクションに加え、映画「ONE PIECE FILM GOLD」をテーマにした謎解きイベント「黄金遊園地からの脱出」(9月25日まで)や、「仮面ライダーゴースト」のスペシャルショーがある「Wヒーロー夏祭り2016」(8月10日~25日)など、期間限定イベントが盛りだくさんだ。

 このほかにも、さまざまな遊園地やテーマパークで魅力的なイベントが数多く企画されている。夏本番を迎え、集客レースはさらにヒートアップしそうだ。

最終更新:7月30日(土)18時0分

MONEYzine

豊洲へなぜ市場移転 経緯と課題

築地から市場が移転される豊洲で、都が土壌汚染対策をしていなかったことが発覚。そもそもなぜ豊洲に移転するのか、経緯と課題を知る。