ここから本文です

「アイドルブームは終わった…で、だから?」 ドルヲタの視線、すでに次の“新陳代謝”へ

withnews 7月30日(土)7時0分配信

 みなさん、薄々お気づきかもしれませんが、アイドルブームって終わったのでしょうか。1カ月前のAKB48の総選挙も、かつての盛り上がりに及ばなかったような。アイドルを愛するオタクのみなさんは、今の状況をどう感じるのか。ドルヲタ師弟と認め合う2人の記者が心情を吐露します。

【画像】乃木坂メンバーのチャイナ服、AKB48のイリュージョンを担当した引田天功さん…紅白の舞台裏

ブーム衰退「公私ともに深刻な事態」

 「『アイドルブームは終わったのか』って、つらい問いかけです。ブームの大波に乗っていた僕らはもはや、浜に打ち上げられたお魚状態なのでしょうか」

 そう嘆くのは、朝日新聞大阪本社社会部所属の阪本輝昭記者(39)。2010年夏、AKB48のヒット曲「ポニーテールとシュシュ」で、心を打ち抜かれました。以来、ドルヲタ歴6年。

 坂本「いわゆる『ポニシュ新規』です。言ってみれば、私自身がアイドルブームの申し子ですよね。最初は『ご新規さん』として肩身が狭かったですが、6年たったので、そろそろ中堅の入り口に差し掛かったぐらいでしょうか」

 坂本「『恋するフォーチュンクッキー』がはやったときは、当時研修派遣されていたテレビ局で『恋するフォーチュンクッキー・スタッフバージョン』を作りました。今は、朝日新聞大阪版などで『NMB48の青春トーク』という連載を担当していまして、若い読者の開拓のため試行錯誤を繰り返しています。アイドルブームの行方は、個人的にも、仕事的にも、重大事なのです」

 まさに、迷える子羊です。

「悪いことばかりではないよ」

 手をさしのべるのは、桝井政則デスク(48)。あるアイドルの古株ファンとしてヲタを束ねてもいました。

アイドルは社会のインフラに

 桝井「ブームは終わったとしても、もやはアイドルは社会のインフラになったと思う。かつてはモテない男の妄想の対象とみられ、キワモノ扱いだったのに、今やアイドルに抵抗感を抱く人は少ない。〝kawaii〟文化の代表格の位置づけも得て、海外にも進出してるしね」

 坂本「NMB48の連載を始めた5年前は、一種の教育連載だと徹底的に理屈づけしないと提案自体が通りづらく、それだけに紙面の中でレア感もありました。それが今や、新聞の1面にアイドルが載るのも珍しくなくなり、むしろアイドルを起用した企画は『安直だ』とすら言われます」

1/3ページ

最終更新:7月30日(土)7時0分

withnews

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。