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うれしい?疲れた?松山英樹、メジャー3戦ぶり決勝の額に浮いた汗

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月30日(土)11時1分配信

「けっこう、うれしいですよね」。そう言って松山英樹は、はにかむような笑みを浮かべた。今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」2日目、3アンダー「67」(パー70)を出して通算4アンダーの9位につけた。メジャー大会では3戦ぶりの決勝進出。上位にいることよりも、まずは予選通過したことに松山は安堵した。

【画像】2番のイーグルで思わず「バンザイ!」 

2ホール目でいきなり魅せた。2番で残り127ydの第2打を52度のウェッジで放つと、球はバックスピンで5ydほど戻って、そのままカップイン。幸先の良いイーグルに、両手を挙げてバンザイで喜んだ。

派手なスタートとはうらはらに、松山の中には「いつ崩れるか分からないので、ドキドキしていた」と、不安も同居していたという。3番をパーとした後はバーディ、ボギー、バーディ、ボギーと続き、以降は17番まで10ホール連続パー。その間、すべてでパーオンしながら、1つもバーディパットを決められない。9番3m、14番2mと絶好のチャンスも逃した。グリーン上の松山は天を仰ぎ、首をひねって、ストレスに耐え続けた。

ショットでも、クラブから手を放す場面が散見された。「グリーンに載ってはいるけど、思い通りのショットはほとんどない」と、松山は言う。それでも「ミスの幅は狭くなっている」。最終18番(パー5)ではティショットを右のクロスバンカーに入れ、レイアップ。3打目を4mにつけ、これをしぶとく沈めてバーディとした。「今日は疲れました」。松山は、じっとりと額に浮いた汗をぬぐった。

ショットの精度と安定性は高まってきただけに、あとはパットの復調に期待がかかる。だが、松山にとってはパット単体の問題ではないという。「もうちょっとストレスを抱えずにショットが打てたら、パットも少し楽に打てると思う」。そのときこそ、爆発的なスコアが生まれるはずだ。(ニュージャージー州スプリングフィールド/今岡涼太)

最終更新:8月1日(月)12時37分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)