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パネル組立型ER披露 初の製品化 福医大

福島民報 7月30日(土)10時15分配信

 福島県が救急・災害分野の医療機器として開発を支援した「パネル組立型ER(救急救命室)」が商品化された。29日、このERを導入した福島市の福島医大でお披露目式が行われた。
 東日本大震災を契機に福島県が取り組みを進めてきた「救急・災害対応医療機器開発推進事業」の一環で、製品化は今回が初めて。
 製造したのは須賀川市の神田産業(神田雅彦社長)。軽量で強度がある構造の段ボール製で、工具なしに少人数・短時間で組み立てることができる。値段は2室分の10カ月のリース料として99万8000円。福島医大は感染症患者発生時の隔離診療室としての使用を想定している。
 式では県の安達和久商工労働部次長が「福島の技術が世界に発信されることを期待する」とあいさつ。神田社長も「実際に使用してもらうことで、製品にさらに磨きをかけたい」と語った。福島医大感染制御医学講座の金光敬二教授は「さらに良いものになるよう大学も検証する」と述べた。

福島民報社

最終更新:7月30日(土)10時29分

福島民報