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豪快弾で日本ハム粉砕!ソフトB柳田 実は慎重派

東スポWeb 7月30日(土)17時8分配信

 首位のソフトバンクがカード初戦を白星で飾った。これで5ゲーム差。日本ハム先発の有原は試合前の時点で25イニング連続無失点中。ソフトバンクも対有原は今季3敗という難敵だった。

 攻略の立役者となったのは柳田だ。自身も今季は有原に無安打だったが、6回にセンターへ貴重な同点適時二塁打。19打席目にして初ヒットを放つと、続く8回の第4打席では驚異的な弾道でバックスクリーンへ12号ソロを放った。試合後は「いい投手なので、なかなか甘い球は来ない。(無安打は)相手が上回っているだけだと思っていた。いいスイングができました」と話した。

 豪快なスイングと明るい言動からイケイケにも見えるが、実際は周囲が「野球に真面目」と話す謙虚な慎重派だ。直近では26日の楽天戦で象徴的なシーンもあった。5点リードしての9回二死満塁。相手の若手投手がストライクを取れずに3ボールになった。

 そこで柳田はこう考えたという。

「真ん中に甘く直球が来たら打っていこうか」

 だが「打ち損じたら…」「立ってるだけで1点かも…」などと考えた結果、次のボールを見送ることにした。

「そうしたら予想通りの(甘い)球が来て相当、悔しがってましたよ」(チーム関係者)

 結局、押し出し四球を選ぶ結果となったが、別の関係者も「クリーンアップの打者があそこで打って凡退したって誰も責めないよ。柳田の良さといえば良さだけど、もっと好きに打ってもいいのに」と苦笑いだった。

 現在の四球数87は両リーグでダントツ。歴代ベスト10のうち、5位の広島・金本(現阪神監督)以外を巨人・王(現ソフトバンク球団会長)が占めるシーズン四球記録の4位に食い込むペースだ。

 昨季はヤクルト・山田とともにトリプルスリーを達成。それが今季は打率2割9分6厘、12本塁打、51打点、17盗塁なのだから物足りない数字に見える。ただ、それでも首位を快走するチームへの貢献度は大きい。

最終更新:7月30日(土)17時8分

東スポWeb