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マルシア、五輪間近のリオで「上を向いて歩こう」熱唱 東京への架け橋に

オリコン 7月30日(土)16時22分配信

 ブラジル出身の歌手・マルシア(47)が29日(日本時間30日)、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市で開催された『日本ブラジル共同制作ポップスコンサート』に出演。坂本九さんの「上を向いて歩こう」をポルトガル語で熱唱し、約1000人の聴衆を魅了した。

真っ赤なドレスで歌うマルシア 音楽イベントの模様

 開幕間近のリオ五輪を盛り上げ、4年後の東京五輪をアピールするため、と国際交流基金(東京)が主催。ブラジルの人気歌手らも出演し、日本からはマルシアと東京スカパラダイスオーケストラが参加した。

 終演後、マルシアは「東京スカパラダイスオーケストラはじめ素晴らしいアーティストたちとの共演は本当に最高でした。歌が国境を超えた素晴らしいコンサートになったと思う。これからも祖国ブラジルと日本の文化をつなげる役割を微力ながら果たしていきたい」と高揚。

 27日に実家のあるサンパウロに近くのモジ・ダス・クーゼス市で聖火ランナーに遭遇したことも明かし、オリンピック・パラリンピックへ向け、「一人一人の選手皆さんを応援しています。スポーツで世界に夢を与えて下さい!」と日本選手団とブラジル選手団にエールを送っていた。

 マルシアは、1986年に17歳で日本から訪れた作曲家の猪俣公章氏に見出されて、歌手になるために来日。今年、来日30周年、2年後には、デビュー30周年が控える。昨年は「日ブラジル外交関係樹立120周年」の親善大使を務め、歌手としてはもとより、日本とブラジルの国交の架け橋としても活動している。

 この日のコンサートでマルシアは、真っ赤なドレス姿で美空ひばりの名曲「りんご追分」を歌いながら登場。同曲は1952年のヒット曲だが、60年代にジャマイカのスカバンド・スカタライツがカバーして、インストゥルメンタル曲として中南米やヨーロッパにも広まった。さらに、スカパラの演奏とアレンジでデビュー曲「ふりむけばヨコハマ」、64年東京五輪の歓迎ソング「君が好き」(作詞:永六輔作詞、作曲:中村八大、歌:坂本九)で会場をわかせ、最後に出演者全員で「上を向いて歩こう(Olhando pra cima)」を歌って、締めくった。

最終更新:8月1日(月)18時15分

オリコン