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知的障害者殴った疑い 勤務中、元施設職員を逮捕 /旭

千葉日報オンライン 7月30日(土)11時37分配信

 勤務先の福祉施設で知的障害などのある男性を殴ったとして、千葉県警旭署は29日、傷害と暴行の疑いで障害児者施設「聖母療育園」(旭市野中)の元介護職員、武田寿幸容疑者(34)=東庄町東今泉、28日付で懲戒解雇=を逮捕した。

 逮捕容疑は今月12日午後3時20分ごろ、施設内で入所者男性(52)の左胸を殴って打撲の軽傷を負わせた上、同6時45分ごろ、男性の顔面を平手打ちした疑い。

 施設を運営する社会福祉法人「ロザリオの聖母会」によると、武田容疑者は犯行時、男性の水分補給や、車いすからベットへの移乗作業を行っていた。けがは既に完治したという。

 男性にあざが見つかり全職員から情報を募ったところ、職員2人が犯行を目撃したと申告。旭市虐待防止センターと同署に通報した。

 武田容疑者は介護福祉士で、今年2月から同施設で勤務。「胸元を殴ったり、顔面を平手打ちしたことは間違いない」などと容疑を認めているという。

 同法人の担当者は「無抵抗の利用者を暴行する事態が発生し誠に申し訳ない。二度とこのような事態を起こさぬよう、採用方法を見直したり、職員研修を充実させたい」などとコメントした。

 聖母療育園は、主に知能と身体の両方に障害のある人が長期入所する施設。県は今後、施設の関係者から聞き取り調査をし、運営に問題がなかったか調べる。

最終更新:7月30日(土)11時37分

千葉日報オンライン