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食べて 遊んで くつろいで 農業身近に キャンプ場盛況

日本農業新聞 7/30(土) 7:00配信

 全国でも珍しい農業関連会社や農家直営のキャンプ場が盛況だ。キャンプを楽しみながら収穫体験ができ、新鮮野菜を味わえるのが売り。夏休みを利用して都会からやって来る人たちと接点が生まれ、自然と農産物の魅力をアピールできる。8月1日には、ホテル並みの豪華キャンプ施設も登場。若い女性をターゲットに「手ぶら、おしゃれ、贅沢(ぜいたく)」をアピール、農園で取れた自慢の野菜を売り込む作戦だ。

畑や棚田 リゾート 千葉に1日開業

 8月1日に、ホテル並みの設備を整えた農園リゾートキャンプ場が千葉県香取市にオープンする。その名も「THE FARM CAMP(ザ・ファーム・キャンプ)」。野菜の生産販売を核に、多角的な農業経営を手掛ける和郷園グループの(株)和郷が運営する。

 同社は2013年、コテージや貸農園、カフェ、バーベキュー場、日帰り温泉施設などを備えたキャンプ場を開業。成田国際空港から車で30分、東京から80分と好立地を背景に、年間14万~15万人が利用する。

 8月からは水辺沿いに15棟、森の中に1棟の常設テントを新設。優雅で快適なキャンプを提案する。テントの中にはベッドや椅子、扇風機、鏡、歯ブラシ、タオルなどを完備。ホテルのような空間だ。

 売り物は農園。2ヘクタールにナス、ピーマン、キュウリ、トマトなど年間20種類以上の野菜の収穫体験ができ、カレーやバーベキューにして取れたてを味わえる。棚田の上を滑車で滑り下りる全長200メートルのジップスライダー、カヌーやアスレチック、温泉などもあり多彩な過ごし方もできる。

 こうした豪華なキャンプ場を始めた目的は、同社の農産物を買ってくれる消費者を獲得すること。栽培する野菜はほとんどがスーパー、生協向け。そこでキャンプ場利用者に直接、野菜のおいしさを知ってもらい、通信販売や宅配の売り上げ増を目指す。キャンプ場の売上高は14年は2億5000万円、15年は3億5000万円で、今回の施設が加わったことでさらに1億円増を見込む。

 同社の武田泰明常務は「農業と観光をテーマに、新しいリゾートをつくりたいと思った。家族や友人同士で楽しめる時間をどう提供できるかを追求した」と狙いを明かす。宿泊料金は1棟9000円(大人1人)~同3万6600円(大人2人、それぞれ税別)。

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最終更新:7/30(土) 7:00

日本農業新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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