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小池百合子が語る「リーダーの覚悟」

NewsPicks 7月30日(土)14時30分配信

小池百合子氏インタビュー(上)

出馬表明に当たり、「(都議会の)冒頭解散」「利権追及チーム」「舛添問題の第三者委員会設置」の3つの公約を掲げた小池百合子候補。都政の透明化のために何をするつもりなのか、東京を世界一にするためにどんな戦略があるのか。男社会での勝ち方、リーダーとしての覚悟とあわせて話を聞いた(全2回)。

内部告発の活用

──都議会の透明化、正常化のために最も大事だと思っていることは何ですか。

小池:まず情報をオープンにすることです。

今は都民のみなさんの都政に対する関心が低い。それは情報が十分に出ていないからだと思います。

予算の無駄がないか、東京オリンピック・パラリンピックの予算は適正なのか。そうした山積する課題に関して、情報公開を徹底していくべきだと思います。

──利権の追及も行うと明言しています。

そのためにも、まずは情報を入手しなければなりません。

たとえば、今はメディアが情報公開を要求しても、文書の肝心なところが黒塗りになっていることもあります。今後は、知事の権限の基に、情報を明確に出していきます。

ただ、情報公開の基準をあんまり細かくつめていくと、それに時間をとられてしまって、実行が遅くなってしまう。

ですから、すべての情報を出して、そこからみなさん調べてください、という形ではなくて、テーマや的を絞った形で情報を公開するようにしていきます。知事には情報公開の権限がありますから、そういう形で進めていくのが妥当です。

利権については、巷間で言われていることは多いですが、「具体的にどうか」という点は、当事者から情報を得ないと判断できません。利権の話は、当事者でないと具体的にならないと思います。

そのためには、英語でwhistle-blower(ホイッスルブロワー)と言いますが、内部告発者のような形がひとつ考えられます。

目安箱を置いて、匿名であれ実名であれ、情報を寄せてもらうのが、いちばん効果的なのではないかと思っています。もちろん、ある会社がライバルの会社を陥れるために内部告発を行うこともありえますので、情報の精査はしっかりやります。

都議会議員は、国会議員と違って、現業に近いという点で位置づけが異なる。それだけに、行政も議会も国政以上に透明性が求められます。

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最終更新:7月30日(土)14時30分

NewsPicks