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地元開催のU-15W杯へ秘めた思い 先発出場果たした一戦で気持ち新たに

Full-Count 7月30日(土)12時1分配信

いわき市出身の黒須大誠が代表入り、オーストラリア戦にスタメン出場

 29日に開幕した「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ」。開催地であるいわき市のいわきボーイズから侍ジャパンU-15代表入りを果たした黒須大誠がその初戦となったオーストラリア戦に「9番・右翼」でスタメン出場した。無安打に終わったが、多くの応援を背にプレーした。

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 2回。2点を先制し、なおも1死一、二塁と追加点のチャンスで黒須が初打席に立った。名前がコールされると、いわきグリーンスタジアムからは大きな拍手と歓声が沸き起こった。初球の変化球をファウル。積極的にバットを振った。そして、カウント1-2からの4球目。「応援がたくさんあって力んでしまった。ボール球を振ってしまった」と、変化球にバットは空を切った。

 2打席目は3回、1死走者なしで回ってきた。1打席目の空振り三振を反省して打席に入った黒須だったが、カウント2-1からの変化球をとらえきれず、一ゴロに倒れた。

「(1打席目が)開き気味だったので、そこを直そうと思ってボールを引きつけたら詰まってしまった。そこは感覚のズレだと思うので明日以降、直していきたいと思います」

地元の大声援に鹿取監督も「感動した」

 4回の打席で代打が送られ、この日はベンチに下がった。スタンドから見守った父・正浩さんは「緊張していたみたいですね。ヒットを1本、打って欲しかったけど、しょうがないですね」と次戦以降に期待を寄せた。

 スタンドには家族のほか、黒須が小学生の時に所属していたマツザキガーデンジュニアスポーツ少年団の後輩たちやいわきボーイズのチームメイト、黒須が通ういわき市立中央台北中野球部の1、2年生部員に有志で集まった同級生約70名が声援を送った。「スタメン発表の時にドッと沸いて感動しました。嬉しかったですね」と鹿取義隆監督。日の丸を背負う地元選手へ、会場全体が温かかった。

 ひときわ大きな後押しを受けた黒須は「挨拶をできたらよかったけど、試合中だったので挨拶ができなかった。心の中で感謝の気持ちを持って、また明日からの試合に臨んでいきたいと思います」と感謝した。

 父・正浩さんが「心の大きな、体も大きな、誠実な子になってほしい」と名付けた大誠の名前通りの選手。黒須が小学6年時から指揮を執るマツザキガーデンジュニアスポーツ少年団の草野勝監督も「一生懸命、練習に取り組む選手。名前のごとく誠実な子です」と話し、「1打席目は三振でしたけど、この場に立てたことが何よりですね」と喜んだ。

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最終更新:7月30日(土)17時30分

Full-Count

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