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とやま世界こども舞台芸術祭開幕 国内外から85団体

北日本新聞 7月30日(土)17時56分配信

 世界各国の子どもたちが集う4年に1度の祭典「とやま世界こども舞台芸術祭(PAT)2016」が30日、開幕した。海外23カ国・地域から25団体、県外9都道県16団体と県内44団体が出演。ボランティアを含め約3千人が参加する。富山、高岡両市を会場に、8月4日までの会期中、バレエや合唱、パントマイムなど多彩なステージを繰り広げ、舞台芸術の魅力を発信する。

 開会式に先立ち、富山市のオーバード・ホールで、県内の子どもたち約220人がアンデルセンの童話を基にしたオープニング公演「雪の女王」を披露した。少女ゲルダが、悪魔のいたずらで雪の女王の家来になった少年カイを助けに行く友情の物語。体全体を使って生き生きと踊る姿に、満席の観客から盛大な拍手が送られた。

 開会式では、実行委員会長の吉田泉県芸術文化協会長が「世界中からやって来た皆さん、ようこそ富山へ」と日仏英の3カ国語で開会を宣言。出演者を代表して可西舞踊研究所の米屋美里さん(黒部市高志野中1年)が「各都市の文化を紹介し合い、交流を通じて良い思い出を作りましょう」と歓迎の言葉を述べた。

 名誉会長の石井隆一知事、名誉顧問の板倉北日本新聞社長、特別相談役のロブ・ヴァン・ヒュネヒテン国際アマチュア演劇連盟会長があいさつした。

 PATは、1983年にアジアで初めて開催された富山国際アマチュア演劇祭が前身。名称や内容を変えながら継続し、今回で富山での舞台芸術の国際フェスティバルとして10回目を迎えた。節目を記念し、世界三大アマチュア演劇祭の一つ「リンゲン世界こども演劇祭」との友好提携調印式も行った。

 県、県教育委員会、高岡市、県芸術文化協会、NHK富山放送局、北日本新聞社、国際アマチュア演劇連盟日本センター、劇団文芸座でつくる実行委員会主催。

北日本新聞社

最終更新:7月30日(土)21時11分

北日本新聞