ここから本文です

若者や移住者の交流拠点に 能登・宮地の古民家を改修

北國新聞社 7/30(土) 3:03配信

 能登町の農家民宿群「春(しゅん)蘭(らん)の里」の実行委員会は8月、同町宮地にある築約200年の茅葺(かやぶ)き古民家を改修し、春蘭の里青年部の活動拠点にする。47軒ある民宿の経営者のほとんどが70歳以上と高齢化が進んでおり、民宿の担い手確保につなげる。30、31日には移住希望者を対象に、古民家改修の技術を学べるイベントを開く。

 青年部は1月、将来の農家民宿を担う地元の若者8人が集まって結成された。これまで修学旅行の受け入れなどを手伝いながら、経営のノウハウを学んできた。

 ただ活動拠点となる場所がなく、約20年間空き家となっていた古民家を持ち主の承諾を得て活用することにした。6月下旬から改修が始まっており、8月中に完成する。

 青年部は30、31日、町定住促進協議会と共同で、改修中の古民家を会場にイベントを開く。移住者を対象に住まいとなる家を自分で改修できるように技術を学んでもらう。今後、棚や机といった家具を作る講習会を開く。移住者の初期投資を軽減する狙いもある。

 拠点が完成する8月以降は、自然の中で昔ながらの遊び体験するイベントや子育て中の親が集うサークル活動を企画し、移住者や地元若者の交流拠点にもしていく。

 青年部リーダーの川畑慎太郎さん(44)は「若い視点で地域の盛り上げに一役買いたい」と意気込む。実行委員会の多田喜一郎事務局長(68)は「若者の夢を育てる場所になればいい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/30(土) 3:03

北國新聞社