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五輪招集問題に揺れる久保…霜田ND「出場したいという本人の気持ちは伝わってきた」

SOCCER KING 7月30日(土)10時49分配信

 26日に出されたヤング・ボーイズ側の突然の“招集拒否”を受けて、急きょスイスへ飛んだ日本サッカー協会の霜田正浩ナショナルチームダイレクター(ND)。現地ではリリース内容の差し戻しまでこぎつけた一方、久保本人とも話をして五輪出場への気持ちを感じ取ったという。

 クラブ側との交渉前に久保とコミュニケーションを取ったという霜田ND。クラブからリリースが出された時点で久保としてはリオ行きを断念せざるを得ない状況になってしまった。直後の会話で「非常に落ち込んでいた」という久保のメンタルを心配した霜田NDが「(招集が結果的に)どうなっても、選手のメンタルケアはしてあげなければいけない」と考え、久保に対して事前に「これからいろいろな可能性を話してくる」と伝えた。

 招集問題に結論が出るのは31日以降となる見込みだが、久保自身は「ヨーロッパで活躍することが一番ですけど」としながらも、「このオリンピックはずっと自分が目標にしてきた夢の大会だし、この大会に出ることをずっと夢見ていた」と霜田NDにリオ行きの思いを語ったという。これを受けた霜田NDも「オリンピックに出場したいという彼の気持ちは十分伝わってきました」と話しており、本人の思いを汲み取った上で五輪代表における久保の重要性をクラブ側に伝え、今後の可能性を探った形だ。

 ヤング・ボーイズとしては、すでにリーグ戦が開幕している状況で主力選手にケガ人が続出しており、さらにチャンピオンズリーグリーグ出場権獲得を目指している現状がある。久保のリオ行きには乗り越えなければならないハードルが多いものの、JFAとしては今後もヤング・ボーイズ側に協力と理解を求めていく構えだ。果たして手倉森ジャパンの一員としてリオのピッチに立つという久保の“夢”が叶えられる日は来るのだろうか。

SOCCER KING

最終更新:7月30日(土)11時47分

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