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中日・伊藤4年ぶり勝利の裏に“レジェンド山本昌流”ケア

東スポWeb 7月31日(日)10時38分配信

 中日・伊藤準規投手(25)が29日の阪神戦(甲子園)に先発し、6回途中、3安打1失点。2012年9月22日の阪神戦(甲子園)以来の白星をマークした。「この勝利を挙げるまでに本当に多くの方々に支えていただいたので、その皆さまに感謝の気持ちを伝えたい。ウイニングボールをもらったけど、今までで一番思いがこもったボールだった」と感激した。

 岐阜城北高からドラフト2位で中日入りして8年目。将来のエース候補と期待されたが、ここまで鳴かず飛ばず。13年秋に右ヒジ手術を受けて、14年からは背番号も18から65に降格した。そんな崖っ縁右腕は、今季から元中日のレジェンド・山本昌広氏(50)と同じやり方を導入した。それは、投球後にヒジを冷やすことで筋肉の腫れや炎症を防ぎ、痛みを抑えるのにも効果的とされるアイシングを、あえてしないケア方法で伊藤は「フィーリングが良かったから今年からしてません」という。現在ではアイシングをすることが常識的。そんな中、山本氏はそれをせずに数々の最年長記録を樹立したことでも有名で、伊藤も取り組んでいるのだ。

 これについては、中京高(現中京大中京)野球部出身で同級生にプロで活躍した野中徹博氏(51=元阪急、中日、ヤクルト)と紀藤真琴氏(51=元広島、中日、楽天)がいる伊藤の父・彰浩さん(51)もこう言う。「そもそも中学までの準規はアイシングはしていなかった。当時、自然のままの治癒力でやっていた野球の原点に戻って今年はやっているようで『体も精神的にも今が一番レベルが高い』と言っていた」

 次回の登板に向けて「僕は一戦一戦、すべてをかける思いで投げていくだけ。頑張ります」と話した伊藤。山本昌流で完全覚醒を目指す。

最終更新:7月31日(日)10時38分

東スポWeb

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