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古波倉正照さん死去 血液学の世界的発見医師 95歳

琉球新報 7月31日(日)10時57分配信

 血液学の世界的な発見で臨床研究の進歩に貢献した医師の古波倉正照(こはくら・せいしょう)さんが30日午前11時25分、老衰のため那覇市久茂地3の7の16の自宅で死去した。95歳。那覇市首里出身。告別式は8月1日午後2時から3時、那覇市松山1の9の1、大典寺で。喪主は長女史子(ふみこ)さん。

 名古屋大医学部卒。軍医勤務などの後、父親が開業していた那覇市久茂地の古波倉医院を1958年に継いだ。同市医師会副会長、県医師会医学会会長を歴任。医院は2014年に閉院。94歳まで院長を務めた。

 臨床研究にも携わり、血友病と似た症状だが原因が異なる「α2-PI欠損症」患者を世界で初めて発見。南西諸島に感染者が多い成人T細胞白血病(ALT)の実態調査にも取り組み、地域医療にも貢献した。80年に日本医師会の最高優功賞を受賞。94年には琉球新報賞(医療功労)を受賞した。

琉球新報社

最終更新:7月31日(日)10時57分

琉球新報