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「日台は密接に協力を」李登輝元総統が石垣で講演

琉球新報 7月31日(日)16時20分配信

 【石垣】台湾の李登輝元総統(93)が31日午後、石垣市真栄里のANAインターコンチネンタル石垣島リゾートで「地方から発信する日台交流の深化」と題して講演した。李氏は自動車や家電などがネットを通じてつながる「モノのインターネット(IoT)」技術の分野で、日本と台湾が「手を合わせれば再び成長路線に乗ることができる」と提言した。日台関係については「運命共同体。これから一層の密接な協力関係を結ばなければならない」と呼び掛けた。
 李氏は戦前、八重山にパイナップルと水牛を持ち込み、農業に技術革新をもたらした台湾農業者の努力と、戦後もパイン産業の振興で台湾農業者と石垣島の住民らがさまざまな障害を乗り越えながら、融和を図ってきたことをたたえた。
 その上でIoT産業で日本が研究開発、台湾が生産する体制を構築する経済政策を提起し「石垣と台湾の交流は参考になる。日台の交流を深化させるモデルになる」と期待を込め、日本と台湾の交流発展を願った。【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:7月31日(日)16時20分

琉球新報