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濱口竜介「ハッピーアワー」、メキシコ・グァナファト映画祭で最優秀作品賞を受賞

映画ナタリー 7月31日(日)20時31分配信

濱口竜介が監督を務めた「ハッピーアワー」が、メキシコで開催されているグァナファト国際映画祭の長編劇映画部門インターナショナル・コンペティションにて最優秀作品賞を受賞した。

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グァナファト国際映画祭は毎年10万人を超える観客が訪れるメキシコ有数の映画祭。日本が特別招待国となった本年度は、X JAPANのドキュメンタリー映画「We Are X」、桃井かおりの監督作「火 Hee」などがスクリーンにかけられた。

受賞について濱口は「私も実際にメキシコの地を踏んで、目まぐるしさと大らかさの共存に大いに驚いたところですが、また一つとても大きな驚きを味わいました」とコメント。「この受賞が、また一人二人とより多くの観客と『ハッピーアワー』が出会うきっかけとなってくれたら、こんなに嬉しいことはありません」と思いを述べた。

2013年に兵庫・神戸にて行われた「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」の参加者たちが俳優として起用された「ハッピーアワー」は、30代後半を迎えた女性たちが自身の人生を見つめ直す様子を丹念に描出したヒューマンドラマ。第68回ロカルノ国際映画祭の最優秀女優賞をはじめ複数の国際映画祭で賞に輝いており、現地時間8月24日からはアメリカ・ニューヨーク近代美術館にて上映が行われる。

濱口竜介 コメント
この度、『ハッピーアワー』がメキシコ・グァナファト映画祭のインターナショナル・コンペティションにおいて最優秀作品賞("Best International Feature Narrative")を受賞いたしました。私も実際にメキシコの地を踏んで、目まぐるしさと大らかさの共存に大いに驚いたところですが、また一つとても大きな驚きを味わいました。5時間17分の映画は、目まぐるしい映画祭の中で、確かに、大らかに受け入れられたようです。この受賞が、また一人二人とより多くの観客と『ハッピーアワー』が出会うきっかけとなってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。メキシコに、グァナファトに感謝を捧げます。ムーチャス・グラシアス!



(c)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト

最終更新:7月31日(日)20時31分

映画ナタリー