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衝撃告白から約1年…大家に敗れた藤田ミノルが友に感謝の言葉

バトル・ニュース 7/31(日) 1:26配信

 7月30日、東京・王子Basement MON☆STARでおこなわれたガンバレ☆プロレス『世界が終るまでは…2016』。2015年5月16日のガンプロ王子大会、当時大暴れしていたシバター率いる炎上軍を倒すため、大家健が呼び寄せた“友達”が藤田ミノルだった。試合に勝った大家&藤田だったが、試合後に握手をしようとした大家をサスケだましで叩き付けた藤田は「家族守ったことあるの? ないよね。俺はあるよ。なぜなら家族、本当にいるからね。健さん、あんた子供を持ったことあるか? ないよね。結婚してないんだもんね。俺には何と二人のドーターがいる」と言い出したのだ。
 藤田は家族を養うため、接骨院の先生になるための学校に通い、その合間にパチンコ屋でのバイトやプロレスラーとして試合をしていることを告白。家族のために東京を離れて福岡に行ったが、学校で留年したりと歯車が狂いだし、ついに離婚してパチンコ屋の寮に独り暮らしをしていることまで明かした藤田は、ガンプロという“我が家”で、仲間たちという“家族”と共に輝いていた大家を逆恨み。ガンプロを征服するためいろいろなトモダチを呼んでガンプロを制圧しようとしていた。ちなみにこの藤田のマイクは、昨年末のDramatic Awardでベストマイクを受賞した。

 この抗争が始まって約1年2ヶ月、「友達だから」と大家との一騎打ちを敢えてやらないできた藤田が、始まりの地である王子で大家と一騎打ちを行うことに。「友達として藤田を救う! 更正させる!」と諦めずに闘ってきた大家だったが、試合開始早々、藤田に額を叩き割られて大流血。だが、大家も鉄柱を使って大家の左足を痛めつけていた藤田を、うまく鉄柱に誤爆させて流血させる。
 両者血まみれになりながら殴り合い、蹴り合う。フラフラになりながらも大家は必殺の炎のスピアーを狙ったが、藤田は首固めで丸め込んだり、逆にスピアーを決めて迎撃したりとやはり強い。さらにSAYONARA(ツームストンパイルドライバー)やサスケだましセグウェイを食らってしまった大家を三角絞めに捉えた藤田。流血もあって明らかに朦朧としている大家だが、本能でロープに逃れると、殴りかかってきた藤田の背後に回ってドラゴンスープレックス2連発。そして立ち上がってきた藤田に渾身の炎のスピアーを叩き込み、20分を超える死闘を制した。

 試合後、藤田が「今日は1年と1ヶ月か2ヶ月かかけてやってきたガンバレ☆プロレス征服作戦が失敗に終わった。何だろうな……よく分からないけど、少し晴れやかな気分だよ」とスッキリとした表情で語ると、大家は友達として今後もガンプロに継続参戦してほしいと打診。だが、その申し入れを断った藤田は本気でガンプロを制圧してやろう、その思いがお客さんに伝わったから超満員になったんだと分析。だが、大家はそれでも藤田がガンプロで対戦しなくてはいけない相手がいると言って、ガンプロ初の後楽園ホール大会(10月2日)への出場を打診。
 すると藤田は「今まで健さんには同じ目に遭ってもらおうと、プロレスで地獄のような目に遭ってもらおうと思って、本気で1年間やってきた。でも、それは叶わなかった。俺が異物質としてガンバレ☆プロレスに入り込んで、ガンバレ☆プロレスの中で毒を蔓延させてやろうと思ったら、ガンバレ☆プロレスって意外と抵抗力が強いんだな。排除されたのは俺のほうだ。おめーずっと言ってたよな。プロレスで俺を救ってくれるって。そんなことさせてたまるかって、ずっと思ってた。でもな、俺はずっと前から救われていたんだ、プロレスに! ガンバレ☆プロレスに! 大家健に! 俺は救われてきてたんだよ、ずっと。とっくの昔によ」と言いながら後楽園大会参戦を承諾。

 涙で顔をくしゃくしゃにしながら頷いていた大家に、藤田は「俺が救われたのはプロレスのお陰だ。ここに出て、いろんな団体にまた呼ばれるようになった。数は少ないけどその中でも俺は今、プロレスラーとして輝くことが出来ている! それは……これは~本当に~言いたくなかったんだけど~……大家健、お前のお陰だ。俺の後ろには誰もいなくなったけど、俺は健さんといういい友達をもって幸せだ。どうもありがとう」と、照れながらも友として感謝の言葉をかけた。
 そしてガッチリと握手を交わし、抗争に終止符を打った大家と藤田だったが、その直後炎上軍のシバターが乱入してきて大家を襲撃。この日は試合が組まれていなかったシバターだが、「お前、本当に炎上しちゃったら俺を切り捨てるのか? 使い捨てか? いいよ、じゃあいい。お前がカードを組む権利がある。俺を使わないのはいい。でもさ、この中には俺のファンだっているんだぜ! シバターのファンだって少ないけどいるんだよ! 俺は『シバターが(ガンプロに)出なくなるのならファンに説明したい』って言った。そしたら何だ、『それは言わないでください』だ? ふざけるんじゃねぇ! じゃあ俺のファンは切り捨てるのかよ!」と怒りをぶちまけた。炎上軍としてシバターなりにガンプロを盛り上げようとしてきたが、どうやらガンプロとの間に大きな溝が出来ていたようだ。
(文/佐瀬順一)

最終更新:7/31(日) 1:26

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