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【高校野球】甲子園に行けなかった名門校と、夢敗れた選手たちの涙

BuzzFeed Japan 7月31日(日)17時0分配信

甲子園の夏がやってきた。7月31日、全部で49の出場校が出揃った。

この夏も、地方大会では強豪校が次々と敗退した。甲子園を目指し、そして散った選手たちは、ユニホームを、グローブを、そしてグラウンドを濡らした。
【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

PL学園初戦敗退で野球部休部 OB選手で振り返る栄光の歴史

この夏で休部となるPL学園(大阪)は、初戦で敗退。春夏合わせて37回の出場、7回の優勝経験を誇る名門校は、静かに表舞台から立ち去った。

2013年に野球部員による暴力事件が発覚し、15年度に部員の募集をやめたPL学園。60年の歴史の中で、桑田真澄投手と覚醒剤取締法違反で有罪となった清原和博さんの「KKコンビ」など、多くのスター選手を輩出してきた。

今年は、5年前の府大会優勝校・東大阪大柏原に対し1点差で惜敗。3年生12人で臨んだ夏は、たった1試合で終わった。

「ようやったで、PL」

ほぼ満席となったスタンドの観客からは、惜しみない拍手が送られたという。

昨夏に4強入りしていた早稲田実業は、西東京大会の準々決勝で苦杯をなめた。

昨夏、1年生にしてスラッガーとして注目を浴び、甲子園でも2本のホームランを放った清宮幸太郎(2年)。西東京大会前には高校通算50号を達成し、大会中も、5試合でホームラン3本、8打点と大暴れした。

試合後には涙を交え、「この負けがいつか、自分に必要な経験だったと思えるような野球人生を送りたい」と語った。

新チームのキャプテンに選ばれ、早くも来年の「最後の夏」を見据える。

昨夏の覇者・東海大相模(神奈川)は、準々決勝で慶応にコールド負け。3年連続の出場を逃した。

準優勝だった仙台育英(宮城)は準決勝で敗退。一昨年の覇者で、春夏合わせて5回の優勝を誇る大阪桐蔭は3回戦で、3年前の覇者・浦和学院(埼玉)も4回戦で涙をのんだ。

選抜勢も同様だ。昨春の優勝校・敦賀気比(福井)は初戦に敗れ、この春に準優勝した高松商(香川)は決勝で敗退。ベスト4入りした龍谷大平安(京都)は4回戦で負け、あと1勝にせまっていた、史上2校目となる甲子園通算100勝はお預けに。

昨夏の出場校で、大谷翔平(日本ハム)の母校・花巻東(岩手)は初戦で逆転負けを喫した。そのほか、昨夏、今春と連続出場を果たしていた東海大甲府(山梨)、選抜に出場していた青森山田なども、次々と姿を消した。

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最終更新:7月31日(日)17時3分

BuzzFeed Japan