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女子バスケ代表=日本、前哨戦でブラジルに敗戦=守備に課題も本番は6日、主将「勝利目指す」

ニッケイ新聞 7月31日(日)1時57分配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」>

 【カンピーナス発】リオ五輪に出場する女子バスケットボール日本代表が27、29の両日、事前合宿地のサンパウロ州カンピーナスでブラジルと練習試合を行なった。世界ランク7位の五輪開催国に対し、16位の日本は序盤に失点を重ね54―70で敗戦。第2戦も74-87で敗れた。ブラジルとは本大会でも8月8日第2戦で対戦する。(小倉祐貴記者)

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開催国と絶好の前哨戦

 「メダルに挑戦」というスローガンの下、4月から国内外で合宿を重ねる女子バスケ日本代表。本大会に向けて17日に離日し、強化と調整を目的に南米遠征を行っている。アルゼンチンでの合宿を経て、カンピーナスでは25日から始動していた。

 ブラジルと2回の練習試合が組まれ、一般にも無料公開された。1000人以上のファンが訪れ、現地の雰囲気を感じるには格好の前哨戦となった。

 「難しい連携プレーよりも最終調整がテーマだった」(内海知秀監督)という意識で臨むも、体格で勝るブラジルを相手に序盤から15点ほどのリードを許す。

 劣勢の中、チームで唯一、北米で活躍するエースの渡嘉敷来夢選手らが流れを引き戻そうとするが、点差を縮められないまま敗れてしまった。

2連敗も収穫、手応えつかみ本番へ

 第1戦の試合後、主将で司令塔の吉田亜沙美選手は「出だしが悪く、持ち味のスピードを生かせなかった。後半は巻き返したが、守備ではゴール下の争いに課題。複数で囲むなど連携プレーで対応したい」。本番に向けては「初戦から勝利を目指す。良い流れで入りたい」と気持ちを高めた。

 内海監督は会場からのプレッシャーに「本番はもっとすごい歓声が沸くだろう」と予想し、「チームの雰囲気は良い。環境適用もでき調整は順調」と好感触を得た様子だった。

 チームは来月1日から決戦の地リオに移動する。予選A組の日本は、6日のベラルーシ戦を初戦にブラジル、トルコ、豪州、フランスと対戦。グループの上位4チームに入れば、16日から始まる8カ国での決勝トーナメントに進出する。

最終更新:7月31日(日)2時8分

ニッケイ新聞