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“全小”を制したのは、世界を目指す中村健太と久保杏夏 [全国小学生テニス]

THE TENNIS DAILY 7/31(日) 10:00配信

「第34回第一生命全国小学生テニス選手権大会」(7月28~30日/第一生命相娯園グラウンドテニスコート/東京・世田谷区)の最終日は、男女シングルスの準決勝と決勝、コンソレーションの準決勝と決勝が行われた。

中村健太(千葉/習志野市立大久保東小6年)と久保杏夏(広島/広島市立古市小6年)が優勝 [第34回全国小学生大会]

 女子は第1シードの久保杏夏(広島/広島市立古市小学校6年)が準決勝で田中愛美(大阪/大阪市立北粉浜小学校6年)を6-3 6-2で、決勝では古賀彩花(千葉/野田市立みずき小学校6年)を6-2 6-4で退けた。久保は2回戦からの5試合で1セットも落とさず“完全優勝”を達成。「ファイナルセットまでもつれるとつらいから、意地でもいかないように集中した」と大会を振り返った。

 5月の全国選抜ジュニアでも優勝した久保は今年2冠を達成。さらに「(8月10日から始まる)全日本ジュニアも獲ります!」と3冠を宣言した。すでにその目線は世界に向いている。

「まだ何も決まっていないけど、中学で留学を考えている。10歳のときにクロアチアで行われた大会で8歳のチェコの子に負けた。チェコのジュニアは強いと聞いているので、行くならそこがいい」

 久保に敗れて準優勝の古賀は、5月の全国選抜ジュニアでは第2シードながらベスト4止まり。今回も第2シードで「選抜で悔しい思いをしたので、まずは決勝に進出できてよかった」と言う。準決勝では繁益春音(京都/京都市立桂東小学校6年)に6-2 6-2のストレート勝ちを収めた。

 初対決となった久保との決勝は「今大会で一番調子がよかったけど、相手のほうがレベルが高かった。打つボールのバリエーションが豊富で、球が深くて速かった」と脱帽した。

 男子の頂点に立ったのは中村健太(千葉/習志野市立大久保東小学校6年)。自身が最初の山場に挙げていた森田皐介(埼玉/本庄市立本庄東小学校6年)との準決勝は、相手を寄せつけず、6-3 6-2で勝利。決勝では、第1シードのジョーンズ怜音(三重//四日市市立八郷西小学校6年)を破って勢いに乗る平川朝陽(埼玉/加須市立不動岡小学校6年)を倒した。

「(第2セットの最初にいきなりブレークされた場面を振り返り)冷静に考えると相手のエースではなく、自分のミスでポイントを落としていたので、もう一度集中し直してやった」と勝負の分かれ目となった第2セット序盤を振り返った。

 久保と同様、意識するのは世界だ。「まだ具体的な話はないけど、チャンスがあれば海外に行きたい。将来は世界で勝てる選手になりたい」と力強く語った。

 準優勝の平川は、手に汗握る接戦の連続だった。準々決勝でジョーンズに2セットともタイブレークの末の勝利。準決勝も第2セットはタイブレークで10-8までもつれた。その準決勝が終わってから1時間後に決勝を迎えたが「疲れはなかった。それよりも相手のボールが深くて攻撃ができず、自分のテニスができないまま負けてしまった」と悔しさをにじませた。

(テニスマガジン/編集部◎池田 晋)

最終更新:7/31(日) 10:00

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