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「日本語」授業法共有を 小中教諭が交流実践会 佐賀県鳥栖市

佐賀新聞 7月31日(日)12時14分配信

 鳥栖市が小中一貫教育の柱として取り組む教科「日本語」の授業内容を発表し合う交流実践会が29日、鳥栖市民文化会館であった。市内の全12小中学校の教諭が、写真や動画を使いながら授業の進め方と効果、課題を報告し、ノウハウの共有を図った。

 交流実践会には約300人が参加。天野昌明市教育長が、2月のアンケートで90%以上の教員が日本語授業の指導が難しいと答えたことに触れて「一つでも実践事例を共有し、2学期からの実践に役立てて」とあいさつした。

 田代小は6年生が華道、茶道、柔道など「道(どう)」が付く文化について調べたことや、グループごとの発表で行事にまつわるクイズも取り入れて楽しく学べるように工夫した取り組みを紹介した。

 弥生が丘小は、2年生が取り組んだ食事のマナーが家庭で話題に上ったり、はしの持ち方の練習継続につながったりした効果を報告した。試行錯誤しながら取り組むことで児童が生き生きと活動し、「日本の言語文化や伝統文化への関心が高まりつつある」と効果を認める一方で、「授業づくりのために考え、調べたり話し合ったりする時間をいかに生み出していくかが一番の課題」と指摘していた。

最終更新:7月31日(日)12時14分

佐賀新聞