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決勝はジョコビッチ対錦織、13度目の対決 [トロント/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 7/31(日) 22:00配信

 カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATP1000/7月25~31日/賞金総額408万9740ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第10シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-3 6-2で下して決勝進出を決めた。ジョコビッチはモンフィスとの対戦成績を12戦全勝に更新した。

「確かに対戦相手に対し何度も勝っているときには、ある種の精神的心地よさとともに試合に臨むことがきるものだ」とジョコビッチ。「それでもやはり、それには確かさはない。試合に勝てるという保証はないんだよ。実際、相手にとってはただ思いきってぶつかってベストテニスをするのを、より容易にすると思う」。

 このハードコートの大会で過去3度優勝しているジョコビッチは、決勝で第3シードの錦織圭(日清食品)と対戦する。錦織は準決勝で第2シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を7-6(6) 6-1で下した。

 29歳のジョコビッチは今、彼にとって30番目のATPマスターズ1000のタイトルを勝ち獲るために戦っているところだ。ジョコビッチは今季だけでも6大会に優勝し、キャリアを通しての優勝回数は「65」にのぼる。彼はまたグランドスラム大会で12度優勝しており、今年は全豪と全仏を制した。

 一方のモンフィスは、先週ワシントンDCで優勝したばかりだった。

錦織がワウリンカを破りマスターズ初制覇に王手 [ロジャーズ・カップ]

「出だしの彼は少しミスをしていた。僕にもチャンスはあり、それをものにした」とモンフィス。「ところがそのあと、突然、彼はミスをしなくなってしまった。より攻撃的に打ち込んでくるようになり、ラリーでもずっとよくなった。彼はものすごく強固になったんだ。ノバクがこんなふうにプレーしているときに、彼を倒すのはものすごく難しい」。

 ジョコビッチは6本のダブルフォールトをおかし、エースは1本に留まった。
「僕はここ数年というもの、サービス力を向上させることに力を注いできた。そして特にセカンドサービスにより深さと強さを加えたことが、僕に優位性をもたらしたと思う」とジョコビッチは言った。

「この大会ではそれがあまりうまくいっていないが、全般的に言ってここ数年、サービス力の向上は大きな助けとなってきた」。

 一方の錦織は2月のメンフィスで4年連続の優勝を遂げ、ATPツアーの大会で11度目の優勝を飾ったが、マスターズ1000での優勝はまだない。彼はジョコビッチに対するここ8対戦で敗れており、最後の敗戦は5月のローマ(クレーコート)の準決勝だった。ハードコートでの対戦を振り返ると、4月のマイアミの決勝で、ジョコビッチが6-3 6-3で勝っている。

「もうかなりの間、ハードコート上でノバクを倒していない」と錦織は言った。錦織が最後にジョコビッチに勝ったのは2014年全米オープンの準決勝まで遡る。

「ノバクとふたたび決勝で対戦するというのは、僕にとって素晴らしいチャレンジだ。僕らはマイアミの決勝で対戦し、そのときには彼が試合を支配した。だから今回はその雪辱を果たせるよう祈っている」。

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【ジョコビッチ対錦織 過去の対戦成績】

(13)2016年 ATP1000トロント決勝(ハード)-----

(12)2016年 ATP1000ローマ準決勝(クレー)○ジョコビッチ 2-6 6-4 7-6(5) ●錦織

(11)2016年 ATP1000マドリッド準決勝(クレー)○ジョコビッチ 6-3 7-6(4) ●錦織

(10)2016年 ATP1000マイアミ決勝(ハード)○ジョコビッチ 6-3 6-3 ●錦織

(9)2016年 全豪オープン準々決勝(ハード)○ジョコビッチ 6-3 6-2 6-4 ●錦織

(8)2015年 ATPファイナルズ・ラウンドロビン(室内ハード)○ジョコビッチ 6-16-1 ●錦織

(7)2015年 ATP1000ローマ準々決勝(クレー)○ジョコビッチ 6-3 3-6 6-1 ●錦織

(6)2014年 ATPファイナルズ準決勝(室内ハード)○ジョコビッチ 6-1 3-6 6-0 ●錦織

(5)2014年 ATP1000パリ準決勝(室内ハード)○ジョコビッチ 6-2 6-3 ●錦織

(4)2014年 全米オープン準決勝(ハード)○錦織 6-4 1-6 7-6(4) 6-3 ●ジョコビッチ

(3)2014年 ATP1000マイアミ準決勝(ハード)○ジョコビッチ 不戦勝 ●錦織

(2)2011年 ATP500バーゼル準決勝(室内ハード)○錦織 2-6 7-6(4) 6-0 ●ジョコビッチ

(1)2010年 全仏オープン2回戦(クレー)○ジョコビッチ 6-1 6-4 6-4 ●錦織

 ダブルスの準決勝は、第2シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)が第6シードのダニエル・ネスター/バセック・ポスピショル(ともにカナダ)を6-4 6-7(5) [10-7]で、第3シードのイバン・ドディグ(クロアチア)/マルセロ・ネロ(ブラジル)が第5シードのフロリン・メルジェア/オリア・テカウ(ルーマニア)を6-4 6-3で下して、それぞれ決勝進出を決めた。(C)AP(テニスマガジン)

Photo: TORONTO, ON - JULY 30: Novak Djokovic of Serbia hits a shot against Gael Monfils of France during Day 6 of the Rogers Cup at the Aviva Centre on July 30, 2016 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

Photo: TORONTO, ON - JULY 30: Kei Nishikori of Japan prepares to serve against Stan Wawrinka of Switzerland during Day 6 of the Rogers Cup at the Aviva Centre on July 30, 2016 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

最終更新:7/31(日) 22:00

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