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転職イメージ「挫折」が4割超える。新入社員の安定志向顕著に

ニュースイッチ 7月31日(日)12時44分配信

産能大調べ。いつまで働く?男性で5割に迫る

 産業能率大学がまとめた「2016年度新入社員の会社生活調査」によると、「転職」という言葉のイメージは前年調査と比べ「挫折」が3・1ポイント増の41・6%と、00年の同質問開始以降、過去最高となった。03年度(20・6%)の倍以上に伸びた。働く上で重要だと思うことは「長期間、安定して働くこと」が大きく伸び、“安定志向”が顕著に出ている。

 働く上で「長期間、安定して働くこと」が重要だと思うと回答した新入社員は前年調査比8・7ポイント増の57・8%に達した。男女別では男性で56・9%、女性で59・9%。

 次に多かった回答は「仕事を通じて自分自身が成長すること」。男性の49・2%、女性の61・7%、合計53%があげた。だが、前回比では合計で8・1ポイント減少しており、自己の成長志向より安定志向が勝ったといえなくもない。

 また、管理職志向は男女ともに高まり、調査を始めた90年度以降最高値となった。「管理職になる」は男性の60・9%、女性の34・9%、計53・1%が選択。「担当業務のエキスパートになる」は男性の32・4%、女性の59・0%、計40・4%だった。

 「独立する」は男性4・7%、女性4・2%、合計4・5%にとどまっている。

 いつまで働きたいかについては男性は「定年まで」が48・3%、「再雇用(65歳)まで」が25・5%。女性は「結婚まで」が12・8%、「出産まで」が28・7%、「定年まで」が36・0%。

 同調査は産能マネジメントスクールが行った今年の「新入社員セミナー」に参加した新入社員124社600人を対象に実施。男性391人、女性167人、合計558人から回答を得た。

最終更新:7月31日(日)12時44分

ニュースイッチ