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【MLB】復帰間近のマーリンズ強打者はイチローに心酔 減量で躍進「最高の手本」

Full-Count 7/31(日) 14:37配信

「イチロー以上に野球というものを教えてくれる存在はいない」

 MLB史上30人目の3000安打達成が目前に迫っているマーリンズのイチロー外野手。走攻守でチームに貢献するベテラン外野手はマーリンズのチームメイトにインスピレーションを与えているようだ。現在は足首の負傷で故障者リスト(DL)入りしているものの、早ければ8月1日(日本時間2日)の敵地でのカブス3連戦で復帰する可能性が出てきたジャスティン・ボーア内野手もその一人。メジャー3年目の今季、負傷する前まで打率.268、15本塁打、46打点の活躍を見せ、復帰後は起爆剤としての期待がかかる。

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「イチロー以上に野球というものを教えてくれる存在はいないんだ。彼の所作を見ている。この瞬間に、この時期に何をすべきかということをね。デーゲームでもナイターでも関係ない。毎日一貫している。彼がこのチームにいてくれることがチーム全員にとって幸運なんだ。彼こそが主役なんだよ。僕にとっては常に刺激をあたえてくれる存在だ」

 ボーアは背番号51について嬉しそうにそう語る。イチローを手本とし、刺激を受ける28歳は今オフに一念発起した。肉体改造だ。

「去年よりもずいぶん締まって見える? 実はオフに多くのコンディショニングに取り組んだ成果なんだ。まずは食事を改善した。とにかく夜中にご飯を食べない。ある時間が来るとそれ以降の時間には食事を摂らない。以前は深夜に食事することも多かった。それがよくなかったね。自分に大きな役に立っている。そして、野菜中心の食事に切り替えた。とにかく健康的な食事を心がけた。新鮮な野菜のグリルなどね。その上でトレーニングをしっかりと取り組んだ。コンディショニングなどに細かく取り組んだんだ」

 同選手は続ける。

3000安打に近づくイチローに「もうスペシャルな人間としか言えない」

「食事の改善はチームからの指導でもあり、自分が取り組もうと決意したことでもある。自分のキャリアにとって利益のある方策をマーリンズと話し合った。自分には体重を減らす必要があった。長いシーズンだから長い期間にトップコンディションを維持できる。去年と比べて25ポンド(約11.3キロ)落とした。フィーリングは最高だよ。よりフィットできているよ」

 減量の成果は出て身体は引き締まる一方、長打力も増している。復帰前の時点で長打率は昨年の.479から.526までアップ。そして、6月には満塁ホームランを2本放つなど勝負強さも際立っていた。

 肉体改造にはイチローの影響があるという。「彼は体型を完璧に維持している。本当に信じられないんだ。ここまで長い間、フィールドでトップパフォーマンスを発揮することができている。あまりに規律正しいんだ。彼の日々の準備を見るだけで凄いこと。チームメートでいられることは凄いことだし、彼は最高の手本だよ」。

 そして、そのイチローはメジャー通算3000本安打に2本と迫っている。「正直、言葉がないよ。3000本安打を放てるなんて。彼が日本で積み重ねてきたヒット、記録、ゴールドグラブ、オールスターゲーム、メジャー1年目から200本以上のヒットを打ち続けたこと。もうスペシャルな人間としか言えない。一貫性という言葉で言えば、彼の上に出る人間は存在しないんだろうな。本当に信じられない」。ボーアはそう感嘆する。

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最終更新:7/31(日) 17:44

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