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[MOM1833]市立船橋MF金子大毅(3年)_信頼度高い中盤の要、連発したインターセプトから決勝アシストも

ゲキサカ 7月31日(日)21時31分配信

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.31 全国高校総体準々決勝 瀬戸内高 1-2 市立船橋高 広島広域公園補助競技場]

 U-19日本代表候補のCB杉岡大暉主将(3年)が「特長がはっきりしていて、奪うことに長けている。きょうはみんな運動量落ちている時に金子だけ運動量上げて、個人で何回も奪っていたので本当に助かりました」と賞賛し、朝岡隆蔵監督も「金子は効いていたんじゃないかな」と語ってMF金子大毅(3年)をマン・オブ・ザ・マッチに推した。攻撃陣のポジショニングの悪さなどが響いて今大会で最も難しい試合となってしまったV候補・市立船橋高だが、危ないシーンを作られながらも失点は2-0の試合終了間際に与えたPKによる1点のみ。ダブルボランチの一角として先発した金子は4-3-3システムへ変更してから迎えた後半、アンカーとしてその運動量と球際での強さを発揮してボールの取りどころとなり、チームの守りに安定感をもたらした。

 特に前半は守備面でハマらず、相手にハイサイドをとられるシーンも多かった。技術の高い瀬戸内相手にボールを奪い切れない部分があり、金子自身も運動量の増える展開となってしまったが、それでも後半は味方のファーストDFがコースを限定したことで金子の守備面での活躍がより目立ち出す。MF高宇洋やMF阿久津諒とともに狙いすました守りで相手のパスワークを潰すと、1-0の後半28分には中央で距離の長いアプローチからインターセプト。持ち味の推進力を活かしたドリブルから右サイドへ叩くと、MF西羽拓が右足で決勝点となる一撃を決めた。

 杉岡、CB原輝輝とともに中央で構える3人の信頼度は非常に高い。その中で杉岡、原はプロ入りが決定的となっているが、本人はどう感じているのか。金子は「自分はまだ実力が全然伴っていない。レベルアップしていってやっていければいい」と繰り返す。昨年の全国総体はサポートメンバーとして帯同。その後、プレミアリーグでデビューして選手権予選からスタメンに定着したが、1年時の夏は一番下のカテゴリーであるCチームだった。そこから評価を一つひとつ高めてきた。本人はまだまだと言う一方で「地道にレベルアップしてきた自信がある。焦らずやっていければいい」と強調する。一歩一歩成長してきただけに、ここからまだ成長できると信じている。

 プレーヤーとしての評価は上々。だが、もっとリーダーシップを取らなければならないのは自他ともに認めるところだ。金子は「去年は椎橋(慧也)さん(現仙台)とか3年生が引っ張ってくれたので、自分はやることやるだけだったんですけど、今年は郡司とか下級生が出る中で3年生がプレーとか声で示していかないと巻き込んでいけない」と話すように、今年はよりチームを引っ張っていかなければならないと考えている。だが、まだまだ昨年からチームの柱だった杉岡や原、高に任せてしまっているのが現状。それだけに杉岡は「もっとリーダーシップもってやってほしい。真瀬とか西羽とか全員が取ればもっと良くなる」と期待し、金子も「3人に声とか任せているのがあるので、自分たちが3人だけでなく、もっと3人以上にプレーとか示していければチーム強くなる」と力を込めた。

 リーダーシップ含めて成長を目指す中盤の要の目標は全国制覇。「決勝のこと考えずに、昌平は勢いあるのでチャレンジ精神持ってやっていきたい」。まずは準決勝でやるべきことをやり通して、また勝利に貢献する。

(写真協力=高校サッカー年鑑)

最終更新:7月31日(日)21時41分

ゲキサカ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。