ここから本文です

【オススメSteam】『Enter the Gungeon』はシューティングか? ローグライクか?【DayDreamSteamer 第3回】

ファミ通.com 8月1日(月)12時11分配信

●ローグライクは好きかい?
 暑いっすね。こうも暑いとビールの量が増えてしまいます。
 
 こんにちは、坂本ビス太です。もういっそビールになって、サーバーから出てきたいですね。シュワーッ。

 PCゲームのダウンロード販売サイト“Steam”で配信されているタイトルの中から、メジャー・インディー問わず毎週1本のオススメSteamタイトルを編集者が独断と偏見で選び、ゆるっとプレイリポートをお届けするこのコーナー。

 今回のタイトルはこちら。

■第3回 オススメSteamタイトル
『Enter the Gungeon』


開発:Dodge Roll
パブリッシャー: Devolver Digital
配信日:2016年4月5日
ジャンル:シューティング
価格:1480円[税込]

<どんなゲームか、ざっくり言うと>
・かわいいキャラクター
・弾幕シューティング
・ローグライク?

 配信からだいぶ日にちが経っているが、楽しいゲームなので取り上げさせていただく。いきなりだけど、僕はローグライクに目がないのだ。ローグライクがライクなのだ。イクラもライクだ。


 まず画面写真をひと目見て、ドット絵のかわいらしいキャラクターに惹かれた。シューティングゲームは得意ではないが、ローグライクだということで、プレイしてみることに。ローグライクなら、アイテムを活用したり、じっくり考える場面もあるだろう……と。

 違った!(笑)

 バッキバキのアクションシューティングである。

 しかもボス戦ともなれば、思いっきりの弾幕。これはあんまりやらないタイプのゲームを買っちまったぞと思いつつも、くやしいのでプレイ。

 『Enter the Gungeon』は、タイトル通り“ガンジョン”を探索し、最深層までたどり着くことが目的。内部の構造は入るたびに変わるローグライクとなっており、手に入る銃やアイテムもその都度変化する。

  左スティックで移動しつつ、右スティックでエイムを行い、ボタンで弾を発射、弾切れになったらリロード。これがなかなかに忙しく、ザコ敵と言えどあなどれないヤツばかりなので、ヒイヒイ言いながら発射しまくる。こりゃ避けきれないというときは、ふたつの回避方法がある。ひとつは前方に転がるアクション“ドッジロール”で、無敵時間が発生する。これは何度でも使用可能だ。もうひとつは、画面上の敵の弾をすべて消し去るアイテム“ブランク”で、最初に2個持っているほか、ガンジョン内でも手に入ることがある。貴重なアイテムなのでおもにボス戦で使用することに。


 ……とまあ、このあたりはシューティングゲームでよくあるシステム。

 さて、ローグライクの醍醐味と言えば、

(1)入るたびに変化するダンジョン
(2)死んで敵の特性を覚え、次回に活かす
(3)死んだらリセットのヒリヒリ感

 このあたりだろうか。これを本作になぞってみると、

 (1)ガンジョンの各層は自動生成されるいくつかの部屋で構成される。大きい部屋や壁の多い部屋なら敵の対処もしやすいが、当然せまい部屋に放りこまれることもある。しかも中型クラスの敵が出現したら「マジかよ」な展開に。敵を全滅させない限り一度入った部屋からは出られないため、一瞬たりとも気が抜けない。


 (2)とりあえず10回ほど死んでみて4層までたどり着いたが、その頃には1層はほぼノーダメでクリアーできるほどになっていた。敵の攻撃方法(弾の軌道や発射間隔)や、ドッジロールの使いどころ(起き上がりに弾を受けない!)、ブランクを惜しみなく使うことなどが身についてくるのが実感できる。


 (3)強い銃が手に入ると、ボス戦が一気に楽になって「ヒャッハーッ!」状態でアドレナリンが出まくり。でも死んでしまうと手に入れた銃もアイテムもなくなって1からやり直し……なわけだが、一度手に入れた銃はアンロックされて、次回以降の探索の際に出現する(ことがある)ようになる。運しだいな部分もあるものの、挑むたびにクリアーしやすくなるってわけだ。


 バッキバキのアクションシューティングじぇねーかと思っていたが、

 違った!(笑)

 シャッキシャキのローグライクである。

 最初は死にまくって敵の攻撃を覚えつつ、銃をアンロックしていく。そのうち、冒険中に強い銃が手に入り、より深い層まで進めるようになる。これはもうローグライクの妙がシャキーンと冴えまくりだ。

 また、探索中に牢屋に閉じ込められているNPCを救い出すと、エントランス(最初の街のような場所)に出現したり、新たな店ができたりする。“調達部”ができると、ボス討伐時に手に入る通貨を使って、調達部が扱う銃をアンロックできるため、何度もボスに挑みたくなる。


 こうなってくると、いよいよ死ぬことが楽しくなってくる。

 序盤から敵が固かったり、敵殲滅後の再出現が多かったりと、「むむっ」と思うところはあるのだが、強い銃を手に入れたときの「うひょーっ」感は楽しい。たまに、何だこりゃと思うようなヘンテコ銃もあるのもおもしろい。

 まだ全キャラを使っていないし、銃図鑑も埋まっていないし、ガンジョンに出てくる謎(仕掛け)も解いていないので、しばらくプレイを続けたいと思います。

 ようするに、死に足りないのだ!

 というわけで、今後『Enter the Gungeon』を再び取り上げることがあるかも。前々回の『INSIDE』といい、死にゲー好きすぎじゃないすかね?


▼連載バックナンバー
・【第1回】狂気に満ちて美しい『INSIDE』をプレイ
・【第2回】暑い夏は『Dead by Daylight』で肝を冷やそう


<今回の担当編集者>
坂本ビス太

近況:
趣味のダーツは、レーティングが13を超えました(ダーツライブ)。こっちのシューティングは得意なので、どなたの挑戦も受けます!

最終更新:8月1日(月)12時11分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。